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県総務部統計課が新潟市の消費者物価指数10月分速報を公表、ガス代の大幅値上げが顕著に

にいがた経済新聞

新潟県総務部統計課は11月29日、新潟市における消費者物価指数令和6年10月分速報値(令和2年基準)を公表した。これは、総務省統計局で行っている小売物価統計調査の調査票情報を基に新潟県で独自集計したもの。

これによると、総合指数は令和2年を100として108.6となり、前月比で0.8%上昇、1年前の同月に比べてても2.0%上昇となった。

生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は107.0で、前月比は0.6%の上昇、 前年同月比は2.1%の上昇となった。

費目別にみると、食 料は120.0となり、前月に比べ1.6%の上昇した。上昇した主なものは菓子類(3.7%の上昇)。そうした中で下落したものは乳卵類(1.9%の下落)で、これは、チーズ(国産品)の値下がりによるもの。

住 居は98.4となり、前月に比べ0.1%の下落。特に民営家賃の値下がりによるもの。

光熱・水道は110.9となり、前月に比べ2.7%の上昇。上昇した主なものはガス代(11.1%の上昇)で、都市ガス代、プロパンガスの値上がりによるもの。

家具・家事用品は118.3となり、前月に比べ1.6%の上昇。上昇した主なものは電気洗濯機(全自動洗濯乾燥機)、
温風ヒーター、ルームエアコンなどの値上がりによる家庭用耐久財(4.2%の上昇)。一方で下落したものもあり、カーペットの値下がりによる室内装備品(1.2%の下落)だった。

被服及び履物は115.0となり、前月に比べ0.6%の上昇となった。上昇した主なものは婦人靴、子供靴の値上がりによる履物類(2.8%の上昇)だった。

【関連リンク】

消費者物価指数(総務省統計局

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