心穏やかなひととき♡古民家カフェ『かるむ』で味わう二膳立て月替わりランチ 神戸市
西区平野町にある『かふぇ かるむ』は築100年の古民家を改装した女性に人気のカフェ。どこか懐かしくも新しい魅力があります。今回は評判のランチ「かるむ膳」を試食してきました♪
同店は県道83号沿いの畑や田んぼに囲まれた静かな地域に構えます。ロードバイクで訪れるお客様のためにバイクハンガーも設置されています。
道沿いには手作りの看板が見えます。看板が目印となり、訪れる人々を歓迎してくれます。
玄関にはフラワーアレンジメント講師でもある平田さんが手がけた生け花が。玄関外や店内に季節の花が飾られていて、平田さんのセンスが光ります。
西区産の新鮮な大根やさつま芋などの野菜や、こだわりの玉子、手作り麹などが販売されています。“地産地消”を心がけているそうで、地元との繋がりを大切にしていることが伝わってきます。
ソファ席もあり、小さなお子様連れの方や、個室を希望されるお客様にも配慮された席の配置が魅力的です。店内は、ジャズが流れています。
元々“作ること”が好きな平田さん。「季節ごとに旬の食材を取り入れ、食事をお客様に楽しんでもらいたい」と話してくれました。
「かるむ膳」は懐石料理をベースにした2つのお膳から成り立っています。内容は月替わりとなります。
「一の膳」には健康茶が付きます。取材日はルイボスティーでした。ほうれん草ムースをはじめ、ゆば豆腐を使ったあんかけ料理など、身体に優しい料理が並びます。
星型のお麩が可愛く浮かんでおり、目でも楽しませてくれます♪ほうれん草ムースは滑らかな口当たりで、クリーミー、ほうれん草の自然な風味がしっかりと感じられました。
続いて「二の膳」。取材日のメインはデミグラスソースが添えられた「牛の粗挽きが入ったマッシュポテトのオムレツ」です。塩麴と刻み昆布を使った漬物や洋風の切り干し大根、旬の白菜を使った豆乳味噌スープなどが並びます。汁物に使われる味噌も自家製です。
とくに印象的だったのはメインのオムレツです。しめじ、トマト、玉ねぎなどが入ったデミグラスソースをオムレツをかけて食べると、その濃厚な味わいが口いっぱいに広がり、満足感を感じました♪女性でもペロリと食べることができるサイズ感です。
使用されている玉子は木酢液を肥料に配合した特別なもの。黄身が濃厚で、まろやかな味わいが特徴的。細やかなこだわりが、料理の美味しさを一層引き立てています。玉子かけごはんの醤油も選ぶことができます。
食事の後には「旬のいちごパンケーキ」(数量限定・税込1,200円)や「いちごパフェ」(税込950円)も楽しめます。
心温まるお店づくり、手作り料理を通じて、"お客様に幸せなひとときを提供したい”という思いが、お店の雰囲気と料理に見事に表れていると感じました。築年数が経っているゆえの古さを上手に活かした、他にない素敵なカフェでした♪
場所
かふぇ かるむ
(西区平野町黒田)
営業時間
ランチタイム
一部 11:30~12:50
二部 13:00~14:30
カフェタイム
14:00~16:00
定休日
水曜日、木曜日、祝日
駐車場
店舗横に13台駐車スペース有