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尾鷲港での堤防サビキ釣りで20cm級アジ連打【三重】トリックサビキ仕掛けに好反応

TSURINEWS

尾鷲港のサビキ釣りでアジをキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)

1月20日は三重県の尾鷲~熊野に釣行した。年始から第3週にかけて数回愛知の堤防に出かけたが、まとまった釣果が得られなかった。そこでSNSなどの情報を見ていると、尾鷲港・熊野方面ではコンスタントに釣果報告が上がっており、堤防でも釣れているようだ。

尾鷲港でサビキ釣り

尾鷲港は3年ほど前に行ったことはあるが、それ以来ご無沙汰している。しかし、このまま待っていても仕方がないので思い切って遠征することを決断。尾鷲港で集魚灯を使った夜サビキをした後、熊野方面へ移動する予定だ。

名古屋の自宅から尾鷲港までは高速で約2時間半。荷物をまとめ、19日の午後8時に出発した。

今回は尾鷲港・天満浦防波堤の向かいの堤防を釣り座に決めた。このポイントは車横付けが可能。ただし、外灯が少ないため、夜は目視で慎重に車を駐車しよう。

尾鷲港堤防(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)

アジ狙い仕掛け

早速ポータブル電源と集魚灯を用意して点灯する。ここの狙いはアジ。ロッドは2本用意した。

1本目は5mの磯ザオで少し前に出す。2本目は2mのエギングロッドで、足元や状況によってウキサビキに変更する。

さらに虫エサを使った釣りをするためのルアーロッドも用意。サビキのエサはシロメを使用し、アミエビと集魚剤を混ぜたまきエサを使用する。

尾鷲港の仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)

サビキでアジ&探ってカサゴ

まずはまきエサを多めに効かせ、シロメを通したトリックサビキをゆっくり投入する。すると、早速磯ザオの鈴が激しく鳴り、慎重に巻き上げると体高のある20cmのアジが上がってきた。

手返し良くスピードエサ付け器でエサを付けて次を狙うと、2mのサオにもヒット。その後も深夜2時にかけて10匹のアジをゲットした。

午前2時を過ぎるとアタリが止まり、虫エサでヘチを狙っているとカサゴがヒット。朝マヅメに期待したが、その後はアジの釣果が伸びず納竿となった。

尾鷲港の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)

午前6時、明るくなったので、釣り座の清掃を行い、天満浦防波堤を見に行く。カメラだけ持って防波堤の階段を上ると、伊勢湾や尾鷲市街を一望できる。絶景だ。

防波堤は約300mで、手前は大型のテトラが入っており、真ん中から先端にかけては安全柵がない堤防が続く。沖側に向かってルアー釣りをしていた人がカマスを上げていた。トイレや自販機も港内に設置されており、初心者にもお勧めのポイントだ。

天満浦防波堤の向かいの波止(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)

新鹿漁港でイワシ&ネンブツダイ手中

次に向かったのは熊野市にある新鹿漁港。尾鷲港からは車で20分ほどの場所だ。ナビに従って進むと、丘の上から小さな漁港が見えてきた。近くには新鹿海岸公園大駐車場があり、トイレも設置されている。

新鹿漁港のポイント(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)

ルアーロッドとサビキ用のスピードバケツを持って堤防へ向かうと、目を疑うような光景に思わず二度見。トウゴロウイワシの群れが水面を覆い尽くしていた。

水質はクリア、底がはっきり見える。停泊している船が少ない先端に移動してサビキを投入すると、最初は微妙な反応。しかし、サビキを上下に動かすと、ものすごい勢いで群れが集まりヒットした。

その後もこの要領でトウゴロウイワシやネンブツダイをヒットさせ、30匹ほど釣ったところで納竿。

新鹿漁港での釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)

七里御浜は不発

最後に熊野市の七里御浜へ向かった。このポイントは、釣果投稿は多いが詳しい情報が少なかったので実際に見ておきたかった。

国道313号線の鬼ケ城を越えると、広大な熊野灘が目に飛び込んできた。続いて42号線に入って駐車場を探す。10分ほど車を走らせると、左手に七里御浜ふれあいビーチが見えてきて、駐車場が完備されていた。

七里御浜に到着(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)

そこに駐車し、ルアーロッドを持ってポイントに移動する。私がイメージしていた「砂浜のサーフ」とは違い、無数の小石で構成された海岸だ。

急深のゴロタサーフで、潮通しが非常に良く、潮流も速い。40gのメタルジグを数投キャストしたが、残念ながらヒットはなく、納竿となった。

今回の釣行を振り返ると、想像していたより愛知から手軽に行ける距離で、しかもこの時期でも魚影が濃く、しっかり釣果を出せるポイントだと感じた。寒い時期でも釣れる場所として、皆さんも遠征してみてはいかがだろう。

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年2月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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