5月5日「こどもの日」 健やかな成長願い かしわ餅に思い込め
5月5日の「こどもの日」を前に、西鎌倉の「和菓子処茶の子」では季節の風物詩であるかしわ餅が店頭に並ぶ。
かしの木は新芽が出るまで古い葉が落ちない特性から、「家系が途絶えない」という子孫繁栄の象徴といわれ、端午の節句にかしわ餅を食べる習慣は江戸時代から続くといわれている。
同店の松野友美さんは、「食感にこだわり、水分の多い粉を使って日々の気象条件などを加味して仕上がり具合を変えています」と話す。季節の味覚として、今年から「ちまき」も手作りしている。ちまきは5月6日まで、かしわ餅は5月中旬まで販売している。