【インターハイ⑫】ホッケー 初舞台「粘り強く1勝」 名張青峰・名張合同
7月下旬から中国地方などで開かれている全国高校総合体育大会(インターハイ)「開け未来の扉 中国総体2025」に出場する、三重県伊賀地域ゆかりの選手たちに大舞台への意気込みを聞いた。
【ホッケー】8月2日から、鳥取県八頭町・八頭高校他
男子ホッケーの三重県代表は、名張青峰高校(名張市百合が丘東6)と名張高校(同市東町)の合同チームが初出場を決めた。
チームには両校の計22人が所属し、同百合が丘西5の憩いの里ライフテクノフィールド(市民ホッケー場)で練習に励んでいる。
6月21、22日に同フィールドで開かれた東海総体で、県代表として挑んだ初戦は清水国際(静岡)に敗退。3位決定戦となる2戦目は、昨年の同大会で惜敗した向陽(愛知)と対戦した。
試合は、猛攻を続けるもゴールが遠い中、第3クオーター、右からのセンタリングを左MF城出琉偉さん(名張青峰2年)が決めたタッチシュートが決定打となり、1‐0で勝利。初出場が決まった。勝利の瞬間、うれしさで皆泣いたという。
初戦の相手は山陽(広島)に決まり、キャプテンの辰巳蓮太郎さん(名張青峰3年)は「自分たちのチームは粘り強いのが特徴。チームワークは最強なので全国でまずは1勝したい」と闘志を燃やしている。