上越市の直江津港沖で遊漁船が浸水 乗客ら14人救助
上越海上保安署によると2025年5月28日午後3時15分、新潟県上越市の直江津港沖で釣りをしていた遊漁船の船長から「浸水してエンジンが停止した」と118番通報があった。乗客ら男性14人にけがはなく、午後5時前に救助された。
《画像:漁船(左)にえい航救助される遊漁船(上越海上保安署提供)》
遊漁船は9.7tで、長野や群馬県などの乗客12人と、同市の船長ら乗員2人が乗っていた。同日午後1時45分頃に名立港を出港し、同2時40分頃から直江津港沖で釣りをしていたところ、同3時頃にエンジンルームで浸水を確認。避難するため近くの直江津港に向かったが、直江津港第三東防波堤灯台から北北西に300mほどの海上でエンジンが停止し、航行不能となった。
《画像:浸水したエンジンルーム(同)》
海上保安庁の巡視艇やヘリコプターが警戒に当たる中、午後4時過ぎに水難救助会所属の漁船がえい航を開始し、同4時44分、直江津港漁港区に着岸して救助を完了した。
事故原因は捜査中。
事故現場付近