金沢知樹が脚本・演出するドタバタホームコメディ 舞台『幽霊でもよかけん、会いたかとよ』の上演が決定
2024年10月4日(金)~10月6日(日)東京・草月ホールにて、舞台『幽霊でもよかけん、会いたかとよ』が上演されることが決定した。
本作は2016年に初演し、2023年にはゴリけんやパラシュート部隊を始めとする九州を中心に活躍中のメンバーが劇団わくわくロケットを立ち上げ、長崎・福岡で上演。今回、舞台初出演となる櫻坂46の大園玲をゲストに迎え、公演する。
物語は長崎県の小さな町に住む家族が主人公。母の四十九日を目前に心労で倒れてしまった父の「お前に会いたか……幽霊でもよかけん、会いたかとよ」という寝言を聞いた兄妹が、母の幽霊と父を会わせようと決意するという話。母と瓜二つの妹が幽霊を演じることになり、そこへさまざまな珍客が訪れ、計画は大混乱となってゆく、ドタバタホームコメディ作品だ。
脚本・演出を務めるのは、日曜劇場『半沢直樹』ほか多数のテレビドラマの脚本を手掛け、Netflixオリジナルドラマ『サンクチュアリ -聖域-』では、Asian Academy Creative Awards2023でBEST SCREENPLAY(最優秀脚本賞)を受賞、また同作品で第42回向田邦子賞の候補者にノミネートされた、金沢知樹。
出演者は、福岡ローカル制作の番組ながらDVDシリーズ累計15万枚超、日本国内多数の局で放送中の旅バラエティ番組『ゴリパラ見聞録』(テレビ西日本)に出演中の、ゴリけんと斉藤優・矢野ペペ(パラシュート部隊)。ゴリけんは物語の主軸となる父、THE九州男児の嬉里広重役を、矢野はその長男の嬉里康弘役、斉藤は母の「幽霊」を演じる中で皆を指導する、監督の井伏俊郎役を演じる。
また、イギリスの人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント2024』で、髪形を活かした特技「髪モノマネ」を披露し、準決勝へのシード権「ゴールデンブザー」獲得という快挙を成し遂げ話題となったノボせもんなべを始め、本作の公演のために立ち上げられた「劇団わくわくロケット」よりひより、高橋秀斗、たかおぽん、また、脚本・演出の金沢知樹もキャストとして出演。
そして舞台初出演となる櫻坂46の大園玲はゴリけんが演じる父のかかりつけ医の女医、岩下愛子を演じる。
メインビジュアルのイラストは1コマ漫画やイラストが話題のSNS総フォロワー数36万人、お笑い芸人とイラストレーターとしても活躍するおほしんたろうが担当。本作のために描き下ろされた個性豊かな幽霊たちのイラストにも注目しよう。
【あらすじ】
長崎県の小さな町に住む、ある家族の物語。母の四十九日を目前に、心労で倒れてしまった父の「お前に会いたか……幽霊でもよかけん、会いたかとよ」という寝言を聞いた兄妹は、母の幽霊と父を会わせようと決意する。母と瓜二つの妹が幽霊を演じることになったが、そこへさまざまな珍客が訪れ、計画は大混乱をきたすことに。果たして計画は成功するのか。父が伝えたかった想いは届くのか。
出演者コメント
■ゴリけん
今回東京は草月ホールでお芝居が出来る事を大変嬉しく思っています。くしくも草月ホールは20数年前僕と今回脚本である金沢がまだ芸人だった頃、お笑いLiveでキンキンに滑り散らかした屈辱の場所でもあります。時が立ちリベンジの気持ちもこめて、今回東京の皆さまに笑いと感動を与える事が出来ればと思っています!! どうぞよろしくお願いします。
■斉藤優(パラシュート部隊)
パラシュート部隊の博多座立ってる方、斉藤です。今回わくわくロケットがついに花の都、大東京に着陸します。長崎、福岡と公演してきて自分達で言うのもおこがましいですが、仕上がっております。満を持しております。時は来ております。東京で芸人をしていた時には、中々立てなかった劇場に、福岡のさびれた居酒屋で始まった劇団が立たせて頂き感無量です。関係者の皆様もたくさん来られると聞いておりますので、ビッグチャンスを掴んで福岡に帰って自慢したいです。関東の皆様、2度とない公演是非お越しください!
■矢野ぺぺ(パラシュート部隊)
パラシュート部隊矢野ぺぺ(主役)です。普段は福岡で活動しているんですがありがたい事に今回東京で公演させてもらいます。花の都、大東京はケツの座りが悪いと聞いてます。そんな方々に是非観に来て欲しい舞台です!(もちろん座りがいい人も)観終わったあと、大事な人に会いたくなると思います。あえて言わせてください。ハンカチのご用意を。ご来場お待ちしております。
■ノボせもんなべ
東京の皆さん始めまして! 先日イギリスの世界的オーディション番組「ブリテンズゴットタレント」でゴールデンブザーを押してもらったお笑い芸人ノボせもんなべです! パーン!劇団わくわくロケットはとても個性豊かなメンバーが揃っております! これからも皆さんをわくわくさせる舞台をやってまいりますので、どうか抜け毛無いチェックをお願いします! 次回公演のご来場も髪を薄〜くしてお待ちしております!
■ひより
劇団わくわくロケットin東京。 昨年春、福岡の居酒屋でいつものメンバーで集まっているときに生まれた劇団が、まさかの東京公演…! 本当にありがたいです。 旗揚げ公演から約一年。又この作品を見てもらえるのは嬉しいです。 ほぼおじさん劇団ですが、役も人間もひっくるめて、全員パワフルでアホらしくて最高なチームです。 うちにはもう一人劇団員がいますので! またみんなで来ます! まずは皆さんに『幽霊でもよかけん、会いたかとよ』を楽しんでいってもらえますように!
■高橋秀斗
今回で3回目の幽霊。緊張します。これから先、何回やっても緊張すると思います。それぐらい、やばい方々とご一緒させていただいています。ありがとうございます!!! でも、緊張もしますが、それ以上に「楽しい!」が勝ちます! 本番だけではなく、稽古も、全てが楽しいです! 全力で楽しみます!!! お願いします!!!
■たかおぽん
他の劇団員たちは昨年公演していましたが、僕だけ初参戦です。 皆さんの足を引っ張らないのはもちろんなんですが、僕が参加したことによって、何かしらの化学反応を起こせればなと思っています。 僕が幽霊の火薬になります!!
■大園玲
今回、初めて舞台を経験させていただきます。緊張しておりますが、舞台を作り上げる皆さんからたくさんのことを学び、成長できるよう、精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。
脚本・演出・出演:金沢知樹 コメント
今回福岡で立ち上げたわくわくロケットという劇団で、初の東京公演を行えることとなりました。メンバーのほとんどは二十数年前から友人であり、後輩であり、中には若かりし頃に殴り合いの喧嘩をした奴もいます。僕はそいつ(ゴリけん)を殺そうとしましたが、危機感を感じたのか「うぉぉりゃぁー」と声を上げながらタックルをかまし、倒れた僕は意識が飛びかけました。その時僕のメガネが折れ、ゴリけんの指が折れました。つまり僕の勝ちです。ごめんなさい、少し話はそれましたが、ゴリけんに次はないということです。本日はありがとうございます。舞台を少しでも楽しんでいただけたら幸いです。