五感で楽しむフレンチの新店『コントワール リュバン』でライブ感たっぷりの特別なひとときを 神戸市
12月21日、神戸ポートピアホテル(神戸市中央区)に新たなフレンチレストラン『コントワール リュバン』がオープン。革新を続ける同ホテル期待の新店へ行ってきました。
リュバンはフランス語で「リボン」という意味。生産者と料理人、料理とワイン、スタッフとゲストなど、さまざまな”結びつき”や”融合“から生まれる感動を届けたいという思いが込められています。
店内に入ると大きな楕円形のカウンターがお出迎え。まるでステージのようなオープンキッチンが特徴的です。店内にはテーブル席や個室もあり、多用途に利用できそう。
兵庫県内の指定農家から仕入れる野菜や「播州百日どり」、「神戸ポーク」といった地元の食材を使用した料理の中から、同店のこだわりをたっぷりと感じられる特別コースをいただきました。
「コントワール リュバン」の魅力はなんといってもこのライブ感!オーダーが通ると響く「ウィ、シェフ!」の掛け声に胸が高鳴る筆者。さらに香りや音、シェフたちの繊細な作業を楽しみながら料理を味わえる贅沢な時間を過ごせます。
まず最初に「ポークのリエット」とリュバン自慢の「パテ・クルート」が登場。チーズ味のしっとり食感のドーナツに濃厚なリエットが相性抜群!パイ生地の塩味が素材の味を引き立てる「パテ・クルート」は播州地鶏の旨味がたっぷり。
お次はむっちりと弾力のある家島産のサーモンに、爽やかな香りのういきょう、フレンチキャビアを合わせ彩りも鮮やかな一皿。柚子の風味がサーモンの濃厚な味わいを引き立て、素材の味を存分に感じられる逸品です。
こちらは低温調理されたイチボのタルタルに「リボン」をイメージしたにんじんや紅芯大根が彩る目にも美しい一皿。
舌の上でほどける瑞々しい赤身肉の旨味と共にケイパーやにんにくの香りがふわっと広がり、ワインがぐんぐん進む一皿です。
気になるワインの品揃えは、ソムリエが国内外から厳選したワイン60種、グラスワイン10種を取り揃えており、料理に合わせたペアリングを提案してくれます。自家製ジンジャーエールやノンアルコールワインも提供され、お酒が苦手な人にも嬉しい心遣い。
メイン料理には今が旬の「寒鰆」をミキュイ(半生)に火入れ。フライやピューレ、ローストなど様々な調理法の「岩津ねぎ」の芳醇な味わいが鰆の甘味を引き立てます。
田舎味噌を併せたソースには和のテイストも感じられ、ほっとするような味わいです。
最後を飾るデザートにはブランド卵「高砂の夕日」を使ったシンプルな「クレームカラメル」が登場。卵の優しい味わいとぷるんとした食感に癒されること間違いなしです。
新感覚のライブ感と地域の食材を使用した贅沢な味わい、それでいてカジュアルに楽しめる雰囲気に近々再訪を決意した筆者です!
ランチ、ディナーで味わえる特別感満載のコースはもちろんですが、一品ずつアラカルトで注文できるのも嬉しいポイント。
お祝いなどの特別なお食事から気軽なビストロづかいまで幅広く楽しめる同店。神戸ポートピアホテルに新しい風をもたらす新店で、ここでしか体験できないひとときを堪能してみては。
場所
コントワール リュバン
(神戸市中央区港島中町6丁目10-1 神戸ポートピアホテル 本館 1階)
営業時間
ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00)
ディナー 17:30~21:30(L.O.20:30、コースはL.O.20:00)※土日祝 17:00~
※2025年1月8日より毎週水曜日のディナータイムは「アペリティフ営業(お飲み物とフレンチおつまみ)」となります
定休日
月曜日、火曜日(祝日の場合は営業、翌平日が休業)
オープン日
2024年12月21日(土)
価格
ランチコース 3,500円~
ディナーコース 10,000円