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セ・リーグ最多得票は佐藤輝明と森下翔太

プロ野球「マイナビオールスターゲーム2025」の選手間投票結果が3日、発表された。最多得票は、日本ハム・フランミル・レイエスの425票。セ・リーグでは阪神・佐藤輝明と森下翔太が388票でトップに並んだ。投票者数は740人。

選手間投票は12球団の支配下登録選手全員に投票権があり、各球団が選出した30人が対象。チームメイトへの投票も可能で、ファン投票と両部門で1位選出となった場合は、2位からの繰り上げはせず、その選手枠を監督選抜枠に移行する。監督選抜を含めた全出場選手は7日、プラスワン投票選出選手は16日に発表される。

監督はセ・リーグが巨人の阿部慎之助監督、パ・リーグがソフトバンクの小久保裕紀監督。第1戦は7月23日に京セラドーム大阪（18時30分開始）、第2戦は24日に横浜スタジアム（18時30分開始）で行われる。

選出された選手と得票数は以下の通り（◎はファン投票で選出）。

【セントラル・リーグ】
投手　山﨑伊織（巨人）156
捕手　甲斐拓也（巨人）302◎
一塁手　オースティン（DeNA）235
二塁手　吉川尚輝（巨人）284
三塁手　佐藤輝明（阪神）388◎
遊撃手　矢野雅哉（広島）329◎
外野手　森下翔太（阪神）388◎
　　　　近本光司（阪神）313◎
　　　　上林誠知（中日）250

【パシフィック・リーグ】
投手　今井達也（西武）308
捕手　若月健矢（オリックス）185◎
一塁手　山川穂高（ソフトバンク）154
二塁手　太田椋（オリックス）273◎
三塁手　清宮幸太郎（日本ハム）176◎
遊撃手　宗山塁（楽天）324
外野手　万波中正（日本ハム）392◎
　　　　西川龍馬（オリックス）261◎
　　　　渡部聖弥（西武）230◎
DH　フランミル・レイエス（日本ハム）425◎

巨人・吉川尚輝は9年目の初選出

ルーキーでは楽天のドラフト1位・宗山塁と西武のドラフト2位・渡部聖弥が選出。楽天はファン投票で選ばれておらず、今年のチームから最初の選出となった。

楽天の公式HPで「1年目から出場する機会をいただけるのは本当にありがたいですし、よい経験にしたいなと思います。オールスターならではの雰囲気を楽しみながら、いろいろな選手と交流できたらよいなと思います。（同期の）渡部選手（埼玉西武）もファン投票で選ばれているので、またしっかり話せるよい機会ですね。ファンの皆さんに楽しんでもらえる、試合を観に来てよかったと思ってもらえるプレーをしたいです」とコメントしている。

渡部聖弥はファン投票に続く選出。「ファン投票での選出につづき、共にグラウンドに立ってプレーをする選手たちからも選んでいただけて、すごくうれしいですしありがたいです。ルーキーらしく謙虚に全力プレーで臨みたいです！」と意気込んでいる。

チームメイトの今井達也も「選出されてうれしく思います。昨年選出された選手はもちろん、いろいろな選手と会話したいですし、マウンドに上がったときには、インパクトのある投球を見せられるようにがんばります」と3回目の球宴に意欲を示した。

巨人からは山﨑伊織、甲斐拓也、吉川尚輝の3人。ファン投票に続く選出で、ソフトバンク時代を含めて4回目のオールスターとなる甲斐は「とても光栄なこと。普段交流のない選手たちと交流できる時間だと思いますし、シンプルに野球を楽しめる機会だと思うので、楽しみにしています」とコメントした。

9年目で初選出された吉川は「僕自身初めてなので、伊織とかに楽しみ方とかを聞きたいと思う。オールスターとは無縁だったので、今回はこれまでで一番思い出に残るオールスターになれば」と意気込みを語った。

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記事：SPAIA編集部