陸っぱりエギタコ釣りで460g良型マダコ浮上【大阪南港魚つり園】ランガン作戦が奏功
連日、ホームグラウンドの大阪南港魚つり園では、150g前後の新子サイズを中心にマダコがポロポロと上がっている。6月2日、筆者はいつものように短時間ながら夕まずめのタコ調査に出かけた。すると、予想外のサイズと出会うことに──。
大阪南港魚つり園でタコ釣り
青物も日に数本ほど釣れており、ショアジギンガーが戻ってきた『大阪南港魚つり園』。タコ釣り師も確実に増えてきている。この日は16:11に入園し、得意の“エサ巻きスタイル”で丁寧にボトムを探っていく。
しかし、予想に反して反応はまったくなし。潮の動きが悪いのか、活性が下がっているのか。そこで16:57、早々にランガンスタイルへ切り替えることを決断した。
広範囲を攻めるタコ沈黙
タコの着きそうなポイントをランガンしながら丁寧に探る。しかし、釣り場の端まで到達しても、まったく反応なし。南港魚つり園のスタッフによると、最近はタコの釣果が落ちてきており、全体的にタフな状況らしい。
夕方には風も強まり、気がつけば閉園まで残り40分強。焦る気持ちを抑えつつ、「まだ試していないポイントに勝機あり」と信じ、ラストスパートを決意した。
ラストで良型460gマダコヒット
18:27、誰もいない“ほぼ貸し切り状態”の一角へ移動し、1投目を投入。慎重にボトムをチョンチョンと探るが、いきなり根掛かりしかけて焦る。2投目──違和感のある引き。根ではない。これは……と、そっと聞き合わせをすると、明らかなタコの重み。思い切ってフッキングを入れると、重みは乗ったまま。「きたぞ」と心躍る。
そのまま無事に寄せて上がったのは、嬉しい460gのマダコ。新子サイズの釣果が続いていた中でのこのサイズは、まさに「報われた」1杯だった。釣果は渋めながらも、確実にタコのサイズはアップしている実感を得られた。南港のタコ、これからが本番だ。
実釣動画
<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>