韓国発!日本でも注目「進化系ベーグル」の魅力。静岡県のおすすめ店、おいしい食べ方、アレンジレシピを教えます!
ほぼ毎日3食パンを食べる「パン好き協会」会長が紹介
韓国でのブームをきっかけに、日本でもベーグルに注目が集まっています。ほぼノンオイルでヘルシー。具材がたっぷり入った進化系のベーグルも登場しています。
今回は、静岡市出身で4歳の頃からほぼ毎日3食パンを食べているという一般社団法人パン好き協会会長・石臥博代さんに、静岡県のおすすめ店からおいしい食べ方、レシピまでSBSアナウンサー新城健太が聞きました。
新城:最近、日本でベーグルの人気が高まっているそうですね。
石臥:日本人の食感に合う個性豊かなベーグルが増えたのに加え、韓国でのブーム、そしてSNSの普及でいろいろなベーグルが目に飛び込んでくることから、流行していると思います。
新城:韓国ではベーグル人気がすごいんですか。
石臥:塩パンとベーグルは特に人気ですね。韓国では見栄えを大切にするので、日本の塩パンと違ってデコレーションやデザイン性が豊かなベーグルも多いです。
新城:以前、フランスで食べた時に「こんなに美味しいパンがあるのか」と感動しました。石臥さんが感じるベーグルの魅力はどういうところですか。
石臥:モチモチでしっとり感がある生地が私たちにマッチしています。噛み応えのある食感でヘルシー、そして栄養価が高くアレンジが自由で。まんじゅうのような馴染みのある形もいいです。
茹でる工程でパリッとした皮の食感に
新城:ベーグルには何か定義があるんでしょうか。
石臥:パンの定義は特になくて、個人が作りたいものを作るのが主流です。ベーグルも個性豊かで、食感を追求していくと穴が埋まったりします。ただし、他のパンと違って「茹でる」工程が必ずあります。プリッ、パリッとした皮の食感を作るために必要なんです。
新城:比較的甘くて菓子パンのようなイメージがありますが…。
石臥:最近は惣菜パンのようになっています。ハンバーガーみたいに具を挟んだり、明太子やシーフードを練り込んだり。ドーナツやクロワッサンにも同じ傾向があります。四季折々の味が楽しめるので、そういうところにも魅了されているんだと思います。
新城:今なら桜フレーバーがミックスされていると美味しそうですね。
焼津「yuruk bake shop」のサバサンド
新城:静岡県内でおすすめのベーグルのお店を教えてください。
石臥:焼津「yuruk bake shop」のサバサンド、サバベーグルがめちゃくちゃ好きです。ベーグルっていろいろなアイデアを出していいんだって思わせるようなベーグル屋さんです。
新城:写真を見ると、ベーグルだと言われなければ分からないかもしれません。ハンバーガーみたいに見えますね。
石臥:個性豊かで作る人の意思やこだわりが反映されてるベーグル屋さんが増えているんですよ。
袋井「turn&turn」のあんバターベーグル
石臥:袋井「turn&turn(たんたん)」もすごく行列ができるお店です。私は列に並んだのに食べられないことが何度もありました。店主のこだわりや世界観が伝わり、とても好きな食感なので、ぜひ行ってほしいですね。
ベーグルは生地が美味しかったです。それから、見せ方に統一感があって目の前にバーンと並ぶいろいろなメニューが圧巻でした。
新城:こちらは、中にあんバターが入ってるんでしょうか。
石臥:そうなんです。最近はあんバターを挟むのが流行っているんですよ。
新城:turn&turnは東名・袋井インターからすぐの場所にあります。営業時間は午後2時半から7時。ベーグルは朝や昼に食べるものかなと思っていたので、意外だなと感じました。
石臥:茹でるという工程があるので、量産がなかなか難しいんですね。パンは朝じゃなければっていうのがなくなってきました。ベーグルは通販に向くので、いつでも食べられる状況になっています。
クリームチーズ&スモークサーモンと並ぶおいしい組み合わせは?
新城:通販でベーグルを頼むと、どういう状態で届きますか。
石臥:ベーグルは生地が詰まっているので、箱に収めやすくて冷凍に向いているんですよね。
新城:ベーグルを作ったり、買ってきて食べたりする方に向けて、おすすめの組み合わせや食べ方はありますか。
石臥:私が最初に衝撃を受けたのは、クリームチーズとスモークサーモンです。ベーグルのむっちりとした食感にクリームチーズとスモークサーモンという何とも言えないバランスに魅了されて、一時期ずっと食べていました。
新城:自分でも簡単に作れそうですよね。
石臥:もう一つ好きなのは、明太子と大葉とクリームチーズが練り込まれたベーグルです。塩気と大葉の組み合わせがいいんです。
自宅でできる簡単アレンジレシピ
新城:自宅にある調味料で簡単にできるアレンジはありますか?
石臥:買ってきたベーグルを横に切り、バターをたっぷり塗ってトーストして、その上にシナモンシュガーやナッツなどザクザクした食感を変えるものをのせて食べるのが鉄板アレンジです。
バターとシュガーだけでもとても美味しいですよ。モチモチの食感にパリパリが加わって、なおかつジューシーなバターがジュワーっと染み込んでて、口の中に入れる度にバターの美味しさも堪能できる組み合わせです。
新城:普段トーストでやっているようなことをベーグルに変えるだけで、違う良さがあるのかもしれませんね。
石臥:食パンと違って、満腹感がすごくありますが、生地はシンプルな素材で作られているので、カロリー面で罪悪感がちょっと減ります。
名古屋・栄で「パンマルシェ」開催
新城:今度、石臥さんのイベントがあるそうですね。
石臥:愛知県の名古屋で私が主催している「パンマルシェ」が23回目を迎え、4月5日(土)、6日(日)の2日間、10時から16時まで名古屋・栄のオアシス21で開催です。110店舗以上のパン屋さんが集まり雨でも頑張ってやりますので、ぜひ静岡から足を運んでいただけたらなと思います。
新城:石臥さん、ありがとうございました。
※2025年3月24日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。
今回お話をうかがったのは……石臥博代さん
一般社団法人パン好き協会代表。4才から50年以上ほぼ毎日3食パンを食べるほどのパン好き。 企画・プロデュースを手掛けるイベント「パンマルシェ」は出店数100店舗以上、来場者4万人と日本最大級のパンイベントとなっている。『マツコの知らない世界』(TBS系)ほかテレビ・ラジオ出演実績多数。パンで人と人をつなげたいという思いで、Facebookグループ「パン大好きっ」メンバー2万人はじめ、パン好きコミュニティ運営中。