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パリの平井選手にエール 12年ぶり五輪PVに90人

タウンニュース

声援を送る古谷田市長(右手前)ら

つきみ野在住で競泳日本代表の平井瑞希選手(日大藤沢高3年)を応援しようと7月29日、大和スポーツセンター体育会館2階会議室で、パリ五輪「競泳女子100mバタフライ決勝」のパブリックビューイング(PV)が行われた。深夜にもかかわらず多くの市民らが駆けつけ、初めての五輪で躍動する17歳に熱いエールを送った。

スポーツを通じた地域振興の一環で大和市が企画、市公式LINEなどで告知し、およそ90人が来場した。古谷田力市長や、平井選手が所属するアリーナつきみ野スポーツクラブの野口恒明支配人らも駆けつけた。

平井選手は、初めての五輪ながら準決勝を56秒80で力泳し、全体の7位で決勝に進んだ。

この日の決勝は午前3時45分(日本時間)に行われたが、会場では当初の想定を上回る来場者が声援を送った。結果は57秒19で7位入賞に終わったが、海の向こうで健闘した平井さんに温かい拍手が送られた。

女子サッカーも検討

市が五輪のPVを実施するのは、2012年ロンドン大会の女子サッカー以来、12年ぶり。この時は川澄奈穂美選手ら大和ゆかりの選手が主力として活躍していた。それ以降も女子サッカーW杯(15年)や、昨年はシリウスでラグビーW杯のPVが行われている。

市スポーツ課によると、パリ五輪を戦う女子サッカー「なでしこジャパン」が、決勝に進んだ場合のPVも検討中という。担当者は「『女子サッカーのまち』を掲げる市として盛り上げていければ」と話している。

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