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これぞ真の神回! アニメ『ONE PIECE』映画仕立ての演出&主題歌のタイミングに鳥肌「東映の本気がすごすぎる」「原作の良さを引き出してる」と絶賛の声

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

1999年より放送がスタートしたアニメ『ONE PIECE(ワンピース)』(フジテレビ系/原作・尾田栄一郎)。これまで約18年にわたり日曜朝の顔として親しまれてきた本作ですが、2024年10月からおよそ半年間の放送休止期間を経て、2025年4月6日より毎週日曜23:15〜の放送枠で再スタートを切りました。

7月27日(日)には、第1137話「ごめんね、お父さん ボニーの涙とくまの拳」が放送。すでに自我を失っているはずのくまがエッグヘッドに飛来!? まるで映画のような画作りや演出の数々が反響を呼んでいます。

 

 

これぞ神回! もはや原作を凌駕する勢いの演出がすごかった

くまの生い立ちを描く過去編「#エピソードくま」がひと区切りし、第1137話からは「#エピソードくま きみの味方篇」に突入。

いつもはオープニング主題歌から始まるアニメ『ONE PIECE』ですが、今回はスタッフクレジットを載せたシネマスコープ入りの映像から静かにスタート。前回多くの視聴者の感情を揺さぶった悲しくも美しいくまの最期をなぞる前日譚が、ふたたび涙を誘います。

その劇場版のような画作りや音が醸す雰囲気に、放送開始早々SNSでは「映画みたい」「東映の本気度が伝わる」と感想ポストの投稿が盛り上がりました。

そして今回のメインストーリーは、時を進めて現在。

サターン聖のあまりに非情で残酷な言葉や圧倒的な力に苦しめられ、命をも諦めかけるボニーのもとへ、すでに自我を失っているはずのくまがやってくるのです。

娘の危機を救うためだけに“本能の欠片”で動き出し、海軍の一斉射撃を受けてボロボロになろうとも無我夢中で走るくまの必死な姿。それがアニメならではの演出によって、より鮮明に表現されました。

とくに個人的には、くまの息切れや攻撃の際の力強い声、そして彼のサングラスにしっかりとボニーの姿が映っていたところに涙腺がゆるんでしまいました。くまが自我を失えどもまだ生きているということ、ボニーへの愛を忘れてはいないことが伝わるような気がしたんです。

視聴者からも「アニメの演出ってすごい!」「原作の良さを最大限引き出してる」「これぞ真の神回」と絶賛コメントが集まりました。くまやボニー、ベガパンクらを演じる声優陣の演技もあっぱれでしたね。

 

大号泣必至…オープニングの使い方がニクい!

そして、ラストではくまがボニーに襲い掛からんとするサターン聖を殴り飛ばします。原作での同話はちょうど振りかぶるところで幕引きとなり、実際に殴るシーンは次の話に持ち越しでした。アニメではくまの到着からサターンを殴り飛ばすところまで一気に観れたため、よりスカっと感を感じられたのではないでしょうか。

さらに、今回はくまがサターン聖を殴ったことろでいつものオープニング主題歌「天使と悪魔」(GRe4N BOYZ)が流れはじめたのも胸熱ポイント。

前半はピアノアレンジ版の歌にのせて、くまと幼いボニーの愛にあふれた親子の日々を描く映像が放映され号泣必至。ボニーから父へ、くまから娘への心情を表したような歌詞がより胸に沁みました。

また、映像の最後には、くまがボニーへ誕生日プレゼントとして遺した“太陽のネックレスが映し出されたのも粋な仕掛けでしたね。

 

 
SNSでも、オープニングテーマを使ったこのサプライズ演出に「天使と悪魔が流れた瞬間に涙が出た」「どんだけ泣かせれば気が済むんだ」「神タイミングの神演出」「くまの過去編は本当につらかったけど報われた感じがする」「親子とも幸せになってほしい」「くまは真のヒーロー!」とさまざまな感想がつづられています。

作画、演出、演技、音楽、どれをとっても映画並みのクオリティで、原作で読んだときの衝撃や感動をさらに大きなものにしてくれた素晴らしい回でした。涙するうちにあっという間に終わってしまったので、もう一度じっくりと味わって観てみようと思います。

 
[文/まりも]

 

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