国内第3位の規模!ユーラス六ヶ所ソーラーパーク
風車の群れがお出迎え
県庁所在地の青森市から車で1時間40分の距離にある六ヶ所村。
日本原燃株式会社の原子燃料サイクル施設を始めとして、風力発電所、太陽光発電所、国家石油備蓄基地、核融合発電研究施設など、様々なエネルギー関連施設が集積する全国でも珍しい地域です。
六ヶ所村に向かう高速道路で、車中から見えるのはまず風力発電の風車。
村内だけで86基もの風車が稼働しています。
高さ90メートル近くある風車がにょきにょきと生えている光景はまさに次世代。
まるで湖のような太陽光パネル
そして到着するのは、株式会社ユーラスエナジーホールディングスのグループ会社が運営するユーラス六ヶ所ソーラーパーク。
展望台から眺めるとその広さに圧倒されます。
面積253ヘクタール、東京ドーム約50個分に相当する敷地に約51万枚もの太陽光パネルがびっしりと敷き詰められ、光を浴びてキラキラと輝いています。
まるで青い湖のよう。。。。
なぜ雪国で太陽光発電?
岡山県美作市に立地する、作東メガソーラー発電所、同じく岡山県瀬戸内市に立地する瀬戸内kirei太陽光発電所に続き、国内第3位の規模を誇り、設備容量は115000 kW。まさに圧巻の広さです。
それにしても、「晴れの国」岡山県が1位2位を独占しているのは理解できるとして、なぜ雪国である青森県にこれだけの規模の太陽光発電所が立地したのか?
疑問に感じますよね?
実は、それには太陽光発電パネルの発電効率が関係しているんです。
実は太陽光パネルは、パネルの温度が25度を超えると発電効率が下がる傾向があるため、夏場でも比較的冷涼な青森県は太陽光発電所の立地に適した土地なのです。
脱炭素を目指しつつ、日本がエネルギー自給率を上げるために必要な再生可能エネルギーの普及に先行して取り組むこの六ヶ所村を訪れるのは、次世代を担う子ども達にとっても良い学習の機会となるはず。夏休みの自由研究の題材にもうってつけです。
お酒好きの方には名産の長芋の焼酎はいかが?
ぜひ家族連れで訪れていただきたい六ヶ所村には、他にも見所がたくさんあります。
お酒好きの方には、六趣(ろくしゅ)醸造工房等で購入可能な長芋の焼酎「六趣レギュラー」(税込3730円)をお土産にどうぞ!
青森県といえばりんごが有名ですが、実は長芋も令和2年度統計で全国2位と豊富な収穫量を誇ります。そんな長芋を使い六趣醸造工房が仕込んだこの本格芋焼酎は、焼酎好きの方からも評価が大変高く、入手困難品となっています。
特に「六趣スペシャル」(税込4800円)は抽選でしか販売されないという希少性の高さで、まさに焼酎ファン垂涎の逸品です。
工房では製造工程をガラス越しに見学したり、試飲もできるのでぜひ訪れてみては?
家族連れにおすすめ!スペック高めの温泉
そして、ファミリーに特におすすめなのが「スパハウス ろっかぽっか」。温泉や食事を楽しむことのできる日帰り温泉施設です。
受付をすませると駄菓子販売コーナーや遊具、ゲームコーナーといった、キッズが喜ぶ施設が次々と出迎えてくれます。
極めつけは浴場内の滑り台!大人でも少し驚くレベルの勢いでお湯に突入するスリルに、子ども達は大興奮。滑り台周辺の浅いお風呂には、時々イベントでアヒルや魚のおもちゃが浮かべられていることもあり、子どもたちは夢中になって遊びに興じます。
塩化物泉の温泉は塩の力で体の隅々まで温まります。種類豊富なお風呂がある中で特におすすめなのが露天風呂とサウナ。
露天風呂には開閉式の窓があり、自然豊かな林を眺めることができるので、とてもリラックスできます。また、サウナにも珍しく大きめの窓がついており、木々を眺めながらゆったりと汗をかく極上の時間を満喫することができます。
備え付けのシャワーにも特別感があり、お湯の出し方を3段階切り替えることができるなど、ハイスペックな仕様となっていますよ。
エネルギーの勉強をしながら家族みんなで楽しく過ごせる、六ヶ所村へぜひお越しください!
by フォレスタ