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ガル・ガドット、脳に大量の血栓ができ緊急手術を受けていた ─ 「早期発見が重要です」

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『ワンダーウーマン』シリーズや『レッド・ノーティス』(2021)のガル・ガドットは、2024年2月に脳に大量の血栓ができたため緊急手術を受けていたことを明かした。当時は妊娠8ヶ月だった。

ガドットは2024年3月にパートナーのヤロン・ヴァルサノとの第4子となる女の子、オリを出産。病院のベッドで生まれたばかりの赤ちゃんを抱く自身の写真をに投稿し、「今年は深い挑戦と深い反省の1年で、個人的なストーリーをいかに共有するか、あるいは共有するかどうか悩みました」で始まる長文を寄せている。「共有することで意識を高め、同じようなことに直面するかもしれない人たちをサポートできればと願っています」と投稿の経緯を綴った。

https://www.instagram.com/p/DELT6PMPmHs/

https://www.instagram.com/p/DELT6PMPmHs/

妊娠8ヶ月目に、脳に大量の血栓があると診断されたガドット。数週間、耐え難い頭痛に悩まされベッドに閉じこもっていたが、ついにMRI検査を受診し、恐ろしい結果を知る事となった。「私と家族は、人生がいかに脆いかということに直面させられ、すべてが一瞬にして間に変わってしまうということを思い知りました。困難な一年の中で、ただ耐えて生きることだけを望んでいました」と切実な胸の内を記している。

ガドットと家族は病院に駆け込み、数時間以内に緊急手術を行った。「娘オリはその不安と恐怖の瞬間に生まれました。”私の光”を意味する彼女の名前は、偶然に選ばれたのではありません。手術の前に、私は夫ヤロンに、『娘が生まれたら、彼女はトンネルの出口で私を待っている光になる』と伝えました」と名付けの意味にも触れている。

ロサンゼルスのシダーズ=シナイ・メディカル・センターの医療チームによる数週間の献身的なケアにより、ガドットは回復への道を歩み始めた。「今日、私は完治し、取り戻した命への感謝の気持ちでいっぱいです」と関係者への謝辞を述べている。

この経験により、ガドットは多くの学びを得たと語る。

「最初に、体に耳を傾け、体が伝えていることを信じるのが肝心だということです。痛み、不快感、はたまた微妙な変化には深い意味があることが多く、自分の体に同調することが命を救うことになるのです。」

次に重要なのは「意識」の問題であると重ね、キャプションを締めくくっている。

「30代以上の妊婦の10万人に3人がCVT(=脳静脈洞血栓症、脳に血栓ができる)と診断されるとは知りませんでした。CVTは治療可能なので、早期発見がとても重要です。まれではありますが、可能性はあり、その存在を知ることが対処の第一歩です。このことを共有するのは、誰かを怖がらせるためではなく、力を与えるためのものです。この話がきっかけで、自分の健康のために行動しなくてはと感じる人が一人でもいれば、共有した甲斐があったと思います。」

ガドットはオリの出産当時、「可愛い女の子、ようこそ。妊娠は容易ではなかったけれど、私たちは乗り越えました」とInstagramにしていた(現在、この投稿は削除されている)。また、以前の妊娠中にも「気分が悪く片頭痛があった」と過去ので明かしている。

なお、モデルでありジャスティン・ビーバーの妻であるヘイリー・ビーバーも脳に小さな血栓ができていたことがきっかけで、脳卒中のような症状で病院に搬送された旨を2022年にいる。

奇跡のような回復を果たしたガドットのこの度の投稿も、多くの人を勇気づけるきっかけとなるだろう。また、スクリーンで溌剌としたガドットに会える日を待ちたい。

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