「仕事の昼休みは釣り?それともサーフィン?」海遊びに本気なIT会社『bluecode』鎌倉オフィスに潜入
仕事をしている最中に窓から見える晴れた空をみて「仕事を放り出して釣りに行きたい」と釣りキチの皆さんなら一度は思ったことがあるだろう。そんな釣りキチの願いを叶えることができる会社を発見。仕事をしながら釣りができ、マリンアクティビティに関する福利厚生も手厚いというIT企業「bluecode株式会社」の鎌倉オフィスに潜入してみた。
「マリンアクティビティ」が福利厚生
bluecode株式会社は、ITコンサルティング、ソフトウェアのプロトタイピング・技術調査などを事業として展開している会社だ。
一見お堅い企業にも見えるが、とんでもない。釣り人必見の「釣り補助」や「船舶免許取得援助」、「サーフクラブ会員補助」といったユニークな福利厚生がたくさんあり、全員がフリーランス(業務委託)採用で、フルリモートも可能という次世代の働き方を推進している会社なのだ。
また会社で所有するボートも3艇あり、平日に出船し、船の上で仕事をしながら釣りをするメンバーもいるとのこと。
そんなbluecode株式会社のことが気になって仕方ない私は、オフィスがあるという神奈川県鎌倉市の鎌倉オフィスへ潜入。実際に働いているメンバーにインタビューを実施した。
『bluecode』鎌倉オフィス
全国的に有名な由比ガ浜海水浴場の前を通る国道134号線沿いに「材木座テラス」という複合施設があり、その2階にbluecode株式会社の鎌倉オフィスがある。
他のテナントはサーフクラブやヨガスタジオ、カフェ、ドッグサロンなど「湘南らしい」施設が入っている。
bluecode株式会社で広報をされている山下さんにアテンドいただき、鎌倉オフィスに潜入した。オフィスにお邪魔してまず目に入ってくるのが、一面ガラス張りになっている窓からのオーシャンビュー。
オフィスから材木座海岸の様子がいつでも見えるため、海を眺めながらゆったりとした心持ちで仕事ができる。海が見えることを売りにしている宿泊施設でも、ここまで開放的なロケーションはなかなかない。これがオフィスだと言うのだから驚愕だ。
オフィスの中は大きく分けて「ワーキングルーム」と「ミーティングルーム」の2部屋に分かれている。
ミーティングルームには8名が座って打ち合わせができる机と椅子、壁面には大型の液晶パネルが設置されていた。ミーティングルームからでも材木座海岸を眺めることができ、クライアントとの打ち合わせでもリラックスした状態で臨めそうだ。
キッチンスペースも充実
ワーキングスペースに入ってすぐに右側にはキッチンが配置されているのだが、このキッチンがまあ豪華でおしゃれ。キッチンの機能としては、流し台とIHクッキングヒーターがついている。
その横に目に優しい木目調のカウンターが設置されており、ここだけ見たら誰もオフィスだと思う人はいないだろう。
キッチンの奥には、本格的なコーヒーメーカーとお菓子が置いてあり、こちらも自由にとって良いそう。
ペットもいっしょに出勤可能
ワーキングルームにも案内していただいた。遠方のメンバーもいるようで、そういった方はフルリモートでの勤務だそう。だいたいの配置は決まっているようで、山下さんのデスクにも案内いただいた。
ワーキングスペースを見ていて気になったのは、中央のデスク横に置かれたペット用のケージ。山下さんに伺ったところ、社内相談次第ではあるがペットもいっしょに連れて出勤することも可能だそう。
それぞれのライフスタイルに応じて、柔軟な働き方ができる点もbluecode株式会社の大きな魅力だ。
仕事の合間にサーフィン
いつでも海況を間近で見ることができる点はサーフィンをする方はもちろん、サーフフィッシングが好きな方にとっても嬉しい。
前述したようにオフィスが入っている材木座テラスには、会員制サーフクラブ「SALT SURF CLUB」が入っている。
この施設には、サーフクラブ会員向けのシャワースペースが完備されており、平日のお昼休憩時にサーフィンやサーフフィッシングを短時間楽しみ、シャワーを浴びて午後の仕事に戻るという離れ業も可能。
bluecode株式会社では、「サーフクラブ会員補助」という福利厚生もあるため、会社の制度として会員になることができる。マリンアクティビティを趣味にする人にとって夢のような職場環境だ。
bluecodeメンバーへインタビュー
マリンアクティビティを趣味にしている人にとって夢のような環境で働いているメンバーにインタビューを実施。インタビューに協力いただいたのは、オフィス内をアテンドしてくれた山下さんと、営業やプロジェクトマネージャーとして働いている輿石さん。
二人とも会社の制度で船舶免許を取得し、会社保有のボートで釣りを楽しんでいるという。そんな両名に釣りや海に関連するユニークな福利厚生制度や、職場の雰囲気について聞いてみた。
「船舶免許取得補助制度」について
山下さん—会社で船舶免許の教習費用を全額負担してくれる制度です。教習代だけで10万円近くするので、とても嬉しい制度ですよね。
会社で保有しているボートが3艇あり、大きなクルーザーもあるのですが、免許取得後に上長と出船した際などは「運転していいよ」と言っていただけます。船舶免許を取得しても船を運転する機会ってなかなかないので、とても有難いです。
「釣り補助」について
山下さん—釣りにまつわる補助制度です。前述した会社保有のボートやオフィスにある釣り具をレンタルすることができます。社長や上長が釣り好きなので、気さくに釣りに連れて行ってくださる点も釣り補助の嬉しいポイントですね。
個人で船を借りる場合は燃料代だけ個人負担になります。通常、船を借りて釣りをする場合、燃料代以外にも船のレンタル代など結構なお金がかかるので、釣り人からするとこの点も魅力だと思います。
「サーフクラブ会員補助」について
サーフクラブの会員になるための費用を会社で全額負担してくれる制度です。特に鎌倉オフィスであれば目の前が材木座海岸なので、入社をきっかけにサーフィンを始めてみても良いですね。
他にも個々の要望に応じて柔軟に制度を作ってくれることもあるので、入社時に相談してみることをおすすめします。
職場の雰囲気
輿石さん—職場の雰囲気としては、一言でいうと「しっとり、おっとり」ですかね。基本リモートなので対面する機会は少ないのですが、WEBミーティングをした流れで釣りやお酒の話をよくします。
また、無理のない範囲で社内イベントも開催したりします。今年の夏は、マリーナのスペースを借りてBBQをしました。もちろん強制ではないです(笑)。
山下さん—釣り関連の制度があるので勘違いされがちですが、全員が釣り好きという訳ではなく、むしろ全く釣りをしないというメンバーもいらっしゃいます。
釣りに関連した福利厚生制度がある会社ですが、意外と「釣りに全振りしていない」ところも居心地が良いポイントなのかもしれません。
業務の合間に釣りをすることもある?
輿石さん—ありますね。私自身、社長と朝に釣りをして、その後にオフィスに戻って仕事をすることもあります。
ネットが繋がっていれば緊急の対応はできるので、業務の合間で2~3時間空いているタイミングがあれば、チャット上を離席表示にして釣りに出掛けちゃいます。
自分でタスク管理ができて、スケジュール通りに進めていれば一般的な企業と比較して自由に時間が使えるのがこの会社のいい所ですし、採用形態が「正社員ではなく業務委託」である利点だと思いますね。
bluecode株式会社の求人情報
社内の多くのメンバーが釣り好きで、マリンアクティビティに特化した福利厚生も手厚いbluecode株式会社では、【求人を募集】している。
釣り好きエンジニアは一度求人情報をチェックの上、入社後のワーク×マリンフィッシングライフを想像してみてほしい。
<河野陸/TSURINEWS編集部>