神戸空港に大韓航空の「神戸ーソウル(仁川)便」が就航するみたい。来春から1日2往復、所要時間は約2時間
画像:大韓航空公式サイトより
2025年の国際チャーター便就航などを見据えて、新ターミナルの整備が進む「神戸空港」。9月に韓国の大手航空会社「大韓航空」が神戸空港での就航計画を表明し、来春から「神戸ー仁川便」が運航される予定となりました。
2025年の国際化などに向けて整備が進む神戸空港
2025年の神戸空港(イメージ)
画像:神戸市公式サイトより
「神戸空港」は2006年2月に開港。以来、定期便は国内線のみが乗り入れており、国際線は就航していませんでした。
神戸市は2025年の国際チャーター便の運用開始と、国内線の発着枠拡大に向けて、新ターミナル整備や空港基本施設の拡張など、空港の機能強化を進めています。
「大韓航空」は韓国・ソウルを拠点に、世界33カ国100都市に就航する航空会社。日本では12都市・12空港で運航していて、10月からは13空港目となる長崎にも新規就航予定だそうです。
神戸~ソウル間を2時間で運航、将来的には定期便も視野
画像:神戸市公式X(Twitter)より
神戸市と大韓航空は9月24日に記者会見を行い、2025年春に神戸空港とソウル(仁川国際空港)を結ぶ国際チャーター便の就航を発表。毎日運航する予定で、午前・午後の1日2往復を予定しています。
使用機材は「エアバスA321neo」(182席:ビジネス8席/エコノミー174席)または同等機を想定。神戸~仁川間を約2時間で結びます。
旅行会社にチャーター便として販売するほか、定期便のように個人でもチケット購入できるみたい。
報道によれば、会見に出席した大韓航空の李碩雨(イ・ソグ)常務日本地域本部長は「(神戸ー仁川便は)大事な路線になると確信している」とコメント。
自身も神戸市で暮らした経験があるそうで、神戸ビーフをはじめ、韓国人に人気の日本酒の蔵元やゴルフ場、有馬温泉などがあり、観光需要が見込めると判断したんだそう。将来的には定期便として便数を増やしたい考えもあるそうです。
まだ正式に政府の認可が下りていないため、便数や時間帯、運賃などの詳細はまだ確定していないんだそう。関西から世界に旅立つ手段が増えることで、旅行の際の選択肢が広がりそうですね。