【東京・表参道】心と身体を養う都会の新スポット。「enoak(エノーク)」で、深呼吸するようなカフェ体験を
2025年7月1日、東京・表参道に、静けさとぬくもりをまとったカフェ「enoak(エノーク)」が誕生しました。
<pテーマは“養生”。今、注目を集めている「ウェルビーイング」や「自然との調和」といった価値観を、食・空間・体験を通じてまっすぐに伝えてくれる、ライフスタイルカフェです。
都会で忙しく過ごす私たちに寄り添い、足りないものをやさしく補ってくれるような場所。
そんな「enoak」で、心と身体がふわりとほどけるようなひとときを体験してきましたのでレポートします。
都会の真ん中で「深呼吸できる場所」
東京メトロ銀座‧千代⽥‧半蔵⾨線「表参道駅」より徒歩4分。国際連合大学近く、ガラス張りで洗練されたビルの1階に養生カフェ「enoak(エノーク)」はあります。
カフェの名前「enoak」は、「縁(en)」と「樫の木(oak)」を組み合わせた造語で、人と人、人と自然、人と自分自身など様々な「縁」がつながる場所でありたい、という想いから名づけられたそう。
樫の木をいかした店内は、どこか懐かしく、明るく差し込む自然光に思わず深呼吸をしたくなるような、包まれるような安心感で満ちた空間となっています。
座席は、テラス席が23席、店内に33席も用意があり、表参道とは思えないとても贅沢な空間に仕上がっています。ゆったりとした空間なので、朝のひとときにも、午後からの半日リトリートにもぴったりです。
植物由来の乳酸菌と花やハーブの芳香蒸留水を加えた「香るスムージー」
編集部のいちおしは、なんといっても「enoak」オリジナルのスムージー。
フルーツや野菜の自然な甘みとみずみずしさに、植物性乳酸菌とハーブの芳香蒸留水を加えることで、“香りを味わう”という新しいスムージー体験が楽しめます。
ひとくち飲めば、身体の奥までやさしく満たされるような、透き通った満足感に包まれます。
この日いただいたのは、西瓜ベースの「サマージュエルスムージー」。
ライチの蜂蜜に加えて、完熟ブラックペッパーがアクセントに使われており、夏らしい爽やかな風味とスパイスの余韻が絶妙に重なり合っていました。
たっぷりの果物に、自家製グラノーラやエディブルフラワーをあしらった「スムージーボウル」も、ぜひ味わいたいメニュー。
見た目の華やかさはもちろん、ボリュームも栄養価もたっぷりで、暑い夏の朝や、ちょっと胃腸が疲れたときにもやさしく寄り添ってくれます。
どちらのスムージーも、“養生”の視点から、旬の素材を大切にしているため、季節ごとに新しい味わいとの出会いがあるのも楽しみのひとつです。
和の知恵とお出汁の魔法。「すりながし」
「enoak」でぜひ味わいたいもうひとつのメニューが、「すりながし」。
野菜や豆、魚などをすりつぶし、ミネラル豊富な出汁でのばした“和のポタージュ”で、日本料理の“椀もの”を現代のライフスタイルに合わせてアレンジした、まさに“養生ごはん”です。
契約農家から届く旬の素材をまるごと活用しているため、栄養価が高く、見た目以上にしっかりとした満足感。
トッピングされたソテー野菜やハーブ、スパイスがアクセントとなり、淡泊になりがちなイメージを一新。ベジ系の食事に馴染みのない方でも、自然と惹かれてしまうおいしさです。
「enoakプレート」では、この「すりながし」に加えて、桐生酵母を使った全粒粉パンや玄米麺などを組み合わせることも可能です。もちろん、単品での注文もOK。
なお「enoak」では、スムージーもすりながしも、形の不揃いな野菜まで余すことなく活用。おいしさとサステナブルな取り組み、そのどちらも大切にしている姿勢が、ここにはしっかりと息づいています。
都市の中で、立ち止まり、自分をととのえる時間を。
「enoak」では、飲食にとどまらず、暮らしのヒントを持ち帰れるような工夫も随所にちりばめられています。
身体にやさしい食品や雑貨を購入できるショップスペースに加え、作り手と直接つながれるワークショップも随時開催。訪れるたびに、新しい気づきや出会いが待っています。
表参道という都会の真ん中に誕生した「enoak」は、単なる“ヘルシーカフェ”ではなく、“感じること”を大切にした体験型のライフスタイル空間。
ぜひ、明日の自分のために、深呼吸をしに訪ねてみてはいかがでしょうか。
WRITER:CAKE.TOKYO編集部
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【SHOP INFORMATION】
SHOP:enoak(エノーク)
ADDRESS:東京都港区北⻘⼭3丁⽬13番12号Les Sta 北⻘⼭ 1階
OPEN:9:00~20:00
CLOSE:無休