堤防ロックフィッシュゲームにバスワーム活用のススメ 筆者愛用の実績ワームとは？
バスワームがロックフィッシュゲームで活躍する理由をご存知ですか？本記事では、筆者が愛用するノリーズ「パドチュー」を中心に、その魅力や実績カラー、さらには使い込んだからこそ分かるデメリットまで詳しく紹介。バスワームを使いこなし、堤防からのロックフィッシュ釣行をさらに楽しむためのヒントをお届けします！
バスワームもロックフィッシュに有効
ロックフィッシュゲームは専用ワームを出しているメーカーも多いですが、ロックフィッシュゲームにバス用のワームを使用する方も多く、SNS等でも釣果をバスワームであげている方が目立ちます。
その有効性を感じて、筆者もバスワームを導入し、これまでアイナメを中心とした北海道のロックフィッシュゲームで釣果をあげることができるようになってきました。
筆者愛用のワーム
筆者がロックフィッシュ釣行で愛用しているバスワームはノリーズのパドチュー！
何種類かのバスワームを使用する中で、筆者が好んで使い込んでいるワームがノリーズのパドチュー。北海道のロックフィッシュのメインターゲットのアイナメに有効だということで、以前から人気のワームです。
実際に筆者のTSURINEWSの過去釣行記事においても、パドチューで釣果をあげていることが多いです。
筆者の感覚的に相性が良いワームなのか、フッキングまでのタイミングや食わせるタイミングがスムーズで、使い込むほど釣果が増えてきていると感じます。
さまざまなワームを使う中で、まだまだ発展途中ながらも軸になる釣りがひとつできたきっかけになったワームです。
パドチューの魅力
釣行のたびに使い込んでいるお気に入りワームのパドチュー。使い込んでみて感じた魅力を2点お伝えします。
1. 2.5インチのサイズ感
良型のアイナメなら一口サイズのベイトを演出できる2.5インチという絶妙なサイズ感で、バイトからのフッキングがとても決まりやすいと筆者は感じています。
また、プレッシャーがかかっているフィールドやスポーニングシーズンなど、シビアな状況には小さいベイトを好んでいるのか、パドチューの強さをより発揮できると感じています。
2. 絶妙なアクション
チューブ状で空洞になっているマテリアルは比重が軽く、パドルテールが生み出す弱波動がベイトに類似する動きをするとき、とてつもない威力を発揮すると筆者個人は考えます（フジツボ・エビ・ワレカラ等）。
筆者のおすすめカラー
基本的に鉄板カラーと言われるグリーンパンプキン系統のナチュラルカラーと、透過系のカラーを状況に応じて使い分けています。
・ナチュラルカラー：どんな状況でも魚からの反応が良い傾向があります。
・透過系カラー：水が非常にクリアなときや日が強く差すとき、ナチュラルカラーで反応が乏しい場面で使用します。
＜ナチュラルカラー＞
・261 アボカドハーフフロート
・382 ブルーキャスティーク
・317 ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.
＜透過系カラー＞
・359 リアルゴビィ
・458 ゴマエビ
・361 チアユメロン
カラーラインナップも豊富で人気ワームのため、北海道札幌市の釣具屋では在庫が少なく、通販やフリマアプリで購入しています。バス・ロックフィッシュ共に使用するアングラーが多く、在庫が少ないのでしょう。
また、ノリーズの伊藤巧プロがパドチューの解説をされている動画があります。URLから詳しい解説や水中映像をご覧いただければ、参考になる部分も多いと思います。
パドチューのデメリット
どんなワームにもメリットとデメリットがあります。パドチューのデメリットは、食べやすいサイズゆえに小型も反応しやすく、魚のサイズを選びにくいこと。また、ボリュームがないためアピール力に欠けるところです。
筆者はこのデメリットを利用し、小型をキャッチしつつ良型のアイナメが潜んでいるエリアを探すようにしています。
アイナメは縄張り意識が強い魚なので、小型がいるということは、良型のアイナメからの反応を得るのは難しいのでは？ という考えを持っています（ベテランの方に教えていただきました）。もちろんそれが全てではありませんが、一説として参考にしています。
アピール力が弱いため、パドチューに全く反応がないときはボリュームを上げたワームを投入することもあります（例：エコギア「バグアンツ3」、ノリーズ「3-1/2レディーフィッシュ」など）。
状況に応じた引き出しを増やすことは、筆者自身が今後学ぶべき課題でもあります。まだまだ経験が必要ですね！
バスワームを駆使して思い出の1尾を！
筆者おすすめのノリーズのパドチューのほか、デプス「デスアダー」やOSP「ドライブビーバー」など、バスの人気ワームがロックフィッシュによく使用されています。
北海道ではバスフィッシングの文化がなく、アイナメを中心としたロックフィッシュがゲーム性の高さから、本州でいうバスフィッシングのような位置づけになっています。筆者もその魅力に惹かれ、ロックフィッシュゲームの沼にはまりました。
この記事がこれからロックフィッシュを始める方の参考になれば幸いです。これからもロックフィッシュゲームの素晴らしさを記事にしていきたいと思います。
＜久末大二郎／TSURINEWSライター＞