健康をサポートする「韃靼そば」を“飲めるつゆ”に合わせて♪『そば処 河内屋』が11月オープン 神戸市
トアロード沿いにひっそりと11月11日の“麺の日”にオープン!『そば処 河内屋(かわちや)』(神戸市中央区)で、手打ち自家製麺を味わってきました。
同店は、神戸のNEWスポット「神戸北野ノスタ」からもほど近く、観光客が行き交う場所にあります。店主・河内さんとその母が中心となって切り盛りし、現在は15時30分までのお昼営業となります。
店主の父は大のそば好き。数々の名店を食べ歩く父の舌を唸らせることができたこのタイミングで、めでたく開業に至ったのだとか。
「温そば」と「冷そば」が数種あり、「だし巻き」や「鶏の梅煮」の一品料理もそろいます。常連を飽きさせないように「変わりそば」を用意し、12月は「黒ゴマそば」、1月は「柚子そば」(予定)が楽しめます。
まずはこのあたりで珍しい「韃靼(だったん)そば」を実食。「韃靼そば」のそば粉は、中国北部やロシアなど寒冷地で栽培されていて、血管を強化する作用があることで知られている「ルチン」が通常のそばに比べて約100倍含まれています。免疫力が低下しがちな冬にもぴったり♪
独時のこうばしい香りが漂います。一般的な「韃靼そば」は若干苦みがありますが、そば粉の配合をコントロールすることで深みはそのままに食べやすい印象。
塩分を抑えた“飲めるそばつゆ”に合わせるのが同店流。何度も試作を重ねてかえしを完成し、そば本来の旨みを引き立てます。希望すれば「濃いめのそばつゆ」や食後に「そば湯」も提供してくれます。
こちらは数量限定の「十割そば」。店主が香りと味に惚れ込んだ北海道江丹別産のそば粉を使い、打ちたてのおいしさがそのまま楽しめます。歯切れが良く、雑味のないみずみずしい舌ざわり。するする喉を通り、年代問わず好まれそうな逸品です。
プラス180円で各そばに「日替わりごはん」を付けることができます。十六穀米のいなり寿司や炊き込みご飯などさまざまなラインアップで、この日はレアなキンパが登場しました。
お母さん手作りのキンパは、韓国風とはまた違うやさしい味。焼き色をつけた魚肉ソーセージにたくあん、たまご、シーチキンなどが合わさり、シャキシャキの歯応えが心地よい和テイストです。
店内はカウンター6席、テーブル16席。BGMはノリノリの洋楽で肩肘張らずに過ごせそう♪
こうばしい香りに癒される「ダッタンそば茶」や、子どもからお年寄りまで安心して飲むことができる「そば茶」も販売。
今後は夜営業も検討し“呑めるそば処”を目指していきたいそうです。店主の父が日本酒好きということもあり、すでに色鮮やかなお猪口が用意されていました。ちろりを使って温めることでまろやかな一杯に。
12月31日は「年越しそば」を販売。12月27日まで2人前から予約を受け付けています。今後の展望について店主に尋ねると「そばと同じく“細く長く”この地で愛されるお店になれば」と場の雰囲気を和ませくれました。
場所
そば処 河内屋
(神戸市中央区山本通3-14-14 トーアハイツ1F)
営業時間
11:00~15:00(L.O.15:30)
定休日
月曜日