「ボッテガ・ヴェネタ」がクリエイティブ・ディレクターにルイーズ・トロッターを起用
ケリンググループ(Kering Group)と「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は12月12日、英国出身のファッションデザイナーのルイーズ・トロッター(Louise Trotter)をクリエイティブ・ディレクターに任命すると発表した。
ルイーズ・トロッターは、「ギャップ(Gap)」や「ジョセフ(JOSEPH)」、「ラコステ(Lacoste)」でキャリアを重ねた後、2023年2月に「カルヴェン(Carven)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。わずか3シーズンで「カルヴェン」を後にすると、マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)の後任として「ボッテガ・ヴェネタ」のクリエイティブ・ディレクターに抜擢された。
ケリンググループは中国市場の景気減退の影響で苦戦しているものの、「ボッテガ・ヴェネタ」は好調を維持している。2024年12月期の第3四半期決算の「ボッテガ・ヴェネタ」の売上高は3億9700万ユーロ(約651億円*)と前年同期から4%増を計上している。
ルイーズ・トロッターは、「ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクターに就任することを大変光栄に思います。ボッテガ・ヴェネタの持つ芸術性と革新の歴史は非常に刺激的であり、その素晴らしいビジョンを未来へと引き継ぎ、さらに発展させる一助となれることを、とても楽しみにしています」とコメントしている。
*1ユーロ=164円換算(決算発表時の10月24日時点)