食を通じて繋がりを広げる『豆皿つまみと発酵酒房 KEIKA〜繋馨〜(けいか)』
2024年12月1日、大分市府内町に新たな飲食店がオープンしました。その名も『豆皿つまみと発酵酒房 KEIKA〜繋馨〜』さんです。以前は月に5〜10日ほどの営業を行うスイッチショップとして活動していましたが、ついに本格的な営業をスタート。地産地消とスローフードの理念を大切にした、食を通じて「つながり」を生む場所です。
場所
大分駅方面↓
市役所方面↓
店内の様子
店内は木製家具で統一され、温かみのある空間が広がっています。
立ち飲み用のカウンターや2つのテーブル席があり、気軽に立ち寄れる雰囲気です。奥には「豆皿つまみ」に関する本も置かれていました。
メニュー
ランチタイムのメニュー
ちょい飲みセット(1,500円)、日替わり弁当(850円)、ミニ弁当(500円)
手軽なミニ弁当は、忙しいランチタイムにも最適です。
今回は日替わり弁当をいただきました。鯖の味噌煮、煮卵、塩麹唐揚げ・・・付け合わせの蕪は甘さが際立ち、素材の魅力を再発見できる逸品でした!県内産の野菜と自家製調味料を使用した手作りで素材の味を活かした優しい味わいでした。
ちょい飲みセット↓
料理は、直径9cm未満のかわいらしい豆皿に少量ずつ盛り付けられ、見た目も華やか。視覚的にも楽しめる工夫が施されています。
その他のメニュー↓
夜には日替わりの豆皿つまみや個性豊かなお酒が楽しめます。
スローフードの理念
地産地消を含むスローフードの考え方を大切にしている店主さん。スローフードとは、地元で採れた食材や伝統的な調理法を守り、食材の生産者に感謝し、自然や文化を尊重するという考え方です。スローフードは食べ物がどこで作られ、どのような生産者の努力があるのかを知り、それを取り入れることも含みます。伝統的な食材や製法を残すこともスローフードの重要な取り組みのひとつだそうです。
『KEIKA』では、地元の生産者を知り、消費者がそれを食べるという、食や生産者に関心をもつきっかけとなる場所を提供したいという思いがあります。
店主さんは「地元で採れたものを地元の消費者が食べて応援していきたい」と言います。
店名『KEIKA〜繋馨〜』に込めた思い
店名である『KEIKA(繋馨)』は、「繋いだご縁が広く広がり、また私につながりますように」という循環を意味するそうです。また、発酵酒の発酵の「経過」など、多様な意味が込められています。立ち飲みスタイルを採用したのも、隣同士で自然な会話が生まれ、新しいつながりを生む場にしたいとの考えからだそうです。実際に、初対面のお客さん同士が仲良くなり、一緒に次のお店へ行くというエピソードも教えていただきました。食べることやお金を使うことも含めて、人と人、地域と地域がつながり、新たな縁が生まれることを目指しています。
地元の食材と個性豊かなお酒を楽しみながら、大分の人柄に触れられる、『KEIKA』さんにぜひ立ち寄ってみてください。きっと、新たなつながりや発見が生まれる特別な時間を過ごせることでしょう。
情報はこちら
店名豆皿つまみと発酵酒房 KEIKA〜繋馨〜住所大分県大分市府内町2丁目4−14定休日木曜日営業時間11:30~14:00 16:00〜22:00電話番号090-6335-0753Instagramhttps://www.instagram.com/keika.2023.29/