【新大阪駅弁】大阪寿司吉野の「穴子いなり茶巾」で心癒される夜【新大阪発／新幹線帰宅メシ #1】
東京在住の家族のもとへ、毎週末新幹線で帰る単身赴任者による不定期連載「新幹線帰宅メシ」。本来なら家族と共に温かい夕食を囲みたいものの、叶わぬ思いを新大阪駅グルメで癒します。
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上質な食材にこだわった「穴子いなり茶巾」サクサク食感のおいなりさん鮮やかな黄色の茶巾！おススメの食べ方は？
上質な食材にこだわった「穴子いなり茶巾」
今夜のお相手は、新大阪駅構内「エキマルシェ新大阪」で購入した大阪寿司吉野の「穴子いなり茶巾」（1,280円・税込）。終電に近い時間帯なら、他のお店で割安な弁当も出てくるんですが、今日は新連載企画一発目。前々から食べてみたいと思っていた「穴子いなり茶巾」に思い切ってチャレンジです。
包みを開けると説明書が一枚入っていました。保存料、着色料、化学調味料不使用なんですね。こういう紙が一枚入っているだけでありがたみが増します。襟を正していただきたい気持ちに。
箸を割ってびっくり。割りやすく、太めで使いやすい上に、なんだかいい香りがするんです。オープンスタイルのおいなりさんに蒸し穴子。茶巾の黄色に木の芽の緑が本当によく映えています。
サクサク食感のおいなりさん
まずは穴子いなりから。甘みのある酢めしにゴマのアクセント。もちろん穴子はふわふわ。そして意外だったのが山椒のインパクト！ 上に乗っている茶色い実が山椒のようで、これが全体を引き締めてくれています。ノーマルおいなりさんは優しい味で、おあげがサクサクと気持ちよく噛みきれて、山椒で少し痺れた舌を休ませてくれるんです。
鮮やかな黄色の茶巾！おススメの食べ方は？
そしていよいよ茶巾です。編集Hは無類のタマゴ好きで、今回もこの黄色に惹かれたのが正直な購入理由（笑）。割ってみると中は椎茸やキクラゲ、海苔を混ぜ込んだ酢めし。酸味はほぼ感じず、これも上品な味わいで、子どもも喜んで食べてくれそう。（編集Hはおいなりさん→茶巾の順に食べましたが、穴子の山椒と茶巾を交互に食べた方が、舌が変わってより楽しめたかもしれません。）
今回記事を書くこともあって、じっくり味わっていただきましたが、それが正解でした。これは急いで食べると絶対に勿体ない。ビールではなくお茶と一緒に、ゆっくり噛み締めた方が、本領発揮。家族と共に味わいたい気持ちに駆られながらも、腹八分目の程よい満足感とともに、今宵の“帰宅メシ”は幕を閉じました。ごちそうさまでした。
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文／編集H
