【大阪・関西万博】本場の「マフェ」を食べてみた感想 → 松屋のマフェと違いすぎィィィイイイ!
みなさんは少し前に話題になった『マフェ』を覚えているだろうか? 今年の春に松屋で発売された『マフェ』はセネガルの料理で、バズったとまでは言わないものの、それなりに話題を集めていた。
そのマフェを大阪・関西万博で発見! お、これは本場のマフェを味わう絶好のチャンスなのでは? というわけで本場のマフェを食べてみたところ、松屋と全然違ったのでありのままにお伝えしよう。
・アフリカンダイニングPANAF’
当初は否定的な意見が多く目に付いたものの、なんだかんだ好評を博しているように見える大阪・関西万博。私自身も全く興味が無かったが、今では「行ったら絶対に楽しいイベント」と考えている。
さて、私はポケモンGOのイベントがてら万博に出かけたため、食に関してはノープラン。ただ万博で働いている友人がアテンドしてくれて、言われるがまま「アフリカンダイニング PANAF’」で食事をすることになった。
訪れたのは夕食の時間帯で、何やら店内ではドコドコと太鼓の音が鳴り響いている。どうやら定期的にアフリカ楽器のショーが開催されており、食事をしながらアフリカのビートが楽しめるらしい。
・マフェやん
さっそくメニューを見てみると、聞いてはいたがこれが万博価格か……という感じ。メイン・サラダ・ドリンクのセットが3950円で、メイン・サラダ・クラフトビールのセットが4250円であった。まあしゃーない。
そんな中、メインの1つに『マフェ』の文字を発見! タイムリーと言えばギリタイムリー!! 普段の生活の中でセネガル料理を食べようと思ってもなかなか難しいので、これはいい機会かもしれない。
というわけで迷うこそ無くマフェのクラフトビールセットをオーダー。クラフトビールはニュアンスだけで「エチオピア・コーヒー・ポーター」を注文した。
・本場のマフェ
で、待つこと10分弱。目の前にやってきたマフェのビジュアルは、松屋とさほど変わらない。カレーのようなハヤシライスのような、要するに「シチュー・オン・ザ・ライス」である。
ところがどっこい、味は松屋のマフェと全ッ然違う! 本場のマフェはかなりあっさりしており、ド濃厚でにんにくギンギンだった松屋のマフェとは明らかに別物だ。
マフェはピーナツペーストを使用した料理なので、もっとコッテリ系のイメージをしていたが……なるほど。ピーナツペーストのほのかなコクと、トマトの酸味が印象的なサッパリ系の一杯であった。
・ありがとうございました
一方で、明らかに「うっまい!」と感じやすいのは松屋のマフェだと言わざるを得ない。本場のマフェとは別物で「チョコレート」と「チョコレートパフェ」くらいの差はあったが、日本で万人受けするのは松屋のマフェであろう。
なお、クラフトビールの「エチオピア・コーヒー・ポーター」はチョコのようなコーヒーのような苦みが特徴的。まあ黒ビールだと言ってしまえばそれまでだが、個性的な味であることは間違いない。
結果的に本場のマフェの味を知ると同時に “松屋のパワープレイ” も知ることになった大阪・関西万博。マフェに限らず本場の味を楽しめるのも万博の魅力なのだろう。
参考リンク:大阪・関西万博
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.