【取材レポート】浅草ビューホテル アネックス 六区 美酒礼賛 -地酒とともに、三社祭を味わい尽くす二日間-
昨年の好評を受け、今年で2回目となる本イベント。
今年の三社祭は5月16・17・18日と3日間開催され、浅草の伝統行事「三社祭」と青森の銘酒「豊盃」が出会う特別な体験「美酒礼賛 -地酒とともに、三社祭を味わい尽くす二日間-」が、2025年5月17日(土)・18日(日)に「浅草ビューホテル アネックス 六区」にて開催されました。
本レポートでは、三社祭のライブ中継が行われた2日目(5月18日・日曜)の模様と日本酒を中心にお伝えします。
青森・三浦酒造の銘酒「豊盃」
今年の目玉は、青森県弘前市の老舗蔵元・三浦酒造による利き酒体験。
名酒「豊盃(ほうはい)」をテーマに、厳選された三種と乾杯酒の計四種を提供。
どれも小仕込みで丁寧に造られた逸品ばかりで、契約栽培された酒米の旨みと岩木山系の伏流水が織りなす深い味わいに、来場者は舌鼓を打っていました。
・豊盃 純米大吟醸 緑ななこ塗模様
山田錦の洗練された華やかさとやわらかい口当たりでほのかな甘みですが、飲み込むとスッキリし、のど辺りで余韻がくる繊細さに厚みがある味わいでした。
・豊盃 純米吟醸 夏ブルー
提供時は販売前との事でそれだけでも参加する価値のある特別な演出。
酸味が特徴。夏らしいスッキリとした味わいでした。
・豊盃 純米吟醸 豊盃米(青森県内で作成されている豊盃という酒米。)
米の旨味がわかる、やわらかい甘みがずっと飲み続けることが出来そう。
吟醸ですが香りも強くないので、食中酒としても使える万能なお酒でした。
・乾杯酒(非公開スペシャル)
エレガントな香り。濃厚かつジューシーな味わい。三段重に向けて勢いがつく乾杯には持ってこいの乾杯酒でした。
栗原心平氏監修の「祭飯」三段重と絶妙なペアリング
今回のイベントでは、料理家・栗原心平氏(*)が手がけた「三社祭限定三段重」も登場。
(*)国分太一&栗原心平が日曜昼にお送りする、ほのぼのとした時間が流れるおしゃべりな料理番組「男子ごはん」(テレビ東京系列)にレギュラー出演しております。
青森の旬の食材をふんだんに使った料理と「豊盃」のペアリングが、味覚を通して北国の風土と文化を感じさせてくれる内容となっていました。
三浦社長と栗原さんによるペアリングの解説と軽妙なトークに、会場は終始笑顔。美酒にぴったりな料理と話の妙に、ついつい杯が進んでしまいました。
三社祭 メニュー
・壱の段
蕗と身欠き鰊の含め煮・鯛の昆布締め、煎り酒添え・たらたま・いがめんち
・弐の段
ガーリックポークの重ねカツ旬の彩野菜添え
・参の段
切り込みグラタン・軟骨つくね
こしあぶらと油揚げのおにぎり・すしこ・赤蕪の漬物
・デザート
ふきのとう香る 日向夏のブランマンジェ
「こしあぶらと油揚げのおにぎり」は、かなりめずらしい、ほろ苦さがあり、香りが強く、「山菜の女王」とも呼ばれる山菜を使ったおにぎり。また「すしこ」がお酒に合うアテとなっていました。
特別ステージ
当日は、宮入をライブビューイングで見れる特別体験。
地元のケーブルと協力し、一般の方が普段見れない宮入の様子が会場のスクリーンに映し出され、画面越しでも伝わる熱気と活気に、思わずグラスを掲げたくなるような瞬間が幾度となく訪れ、特別な体験が出来るイベントでした。
まとめ
普段は目にすることのできない三社祭・宮入の迫力を、臨場感あふれる中継で体感できた特別な二日間。さらに、日本酒と料理の贅沢なペアリングも楽しめる、まさに五感で味わう至福のひとときとなりました。来年の開催も、ぜひお見逃しなく。
今回のペアリングでいただいた〈豊盃〉は、キレのある酒質で食中酒として非常に優れた印象を受けました。居酒屋などで見かけた際は、ぜひ一度お試しください。
開催概要
・日程:2025年5月17日(土)15:30~19:00/5月18日(日)18:00~21:30
・会場:浅草ビューホテル アネックス 六区(東京都台東区浅草2丁目9-10)
・料金:13,000円(税込)
・主催・問合せ:ヒューリックホテルマネジメント㈱
セールス&マーケティング室(担当:鎌田翔子)
・メール:kamada.shoko@hulichm.jp
・公式URL:https://www.viewhotels.co.jp/asakusa/annexevent_lp
酒蔵プレス編集部伝統あるお祭りの熱気と賑わいの中で、お酒とお料理をゆったりと楽しめる、非常に贅沢で素敵なイベントでした。
https://www.sakagura-press.com/