港南警察署 痴漢注意を呼びかけ 港南台駅で啓発物配布
港南警察署は港南防犯協会、神奈川県警親会、県立横浜明朋高等学校の生徒会と協力して2月5日、JR港南台駅付近で「痴漢撲滅キャンペーン」を行った。
2月14日に行われる県立高等学校の入学試験に合わせての開催となった同キャンペーン。受験生を狙った悪質な痴漢に対する被害対策の呼びかけや、痴漢の発生抑制を目的としている。今年は約10人が参加し、チラシや防犯ブザーなどが入った約400セットの啓発グッズを30分ほどで配り終えた。
横浜明朋高等学校生徒会のメンバーは「今回で2回目の参加。今年も多くの人に受け取ってもらえて安心した。少しでも啓発に役立てれば」と話した。
同署の生活安全課防犯少年係の児池伸介さんは「実際に被害に遭うと声をあげるのは難しいと思う。スマホの画面上に『助けて』といったメッセージを表示させて、周囲に気づいてもらうなど、周りへのアピールを諦めないで欲しい」と周囲に状況を知らせることの重要性を語った。