大雄山最乗寺 蛇を探し福を呼ぼう 干支に因んだ企画が好評
大雄山最乗寺で、今年の干支である”へび”を境内敷地内で探すユニークな企画『幸運の蛇を探せ』が行われている。期間は12月31日(水)まで。誰でも参加可能で無料。
1394年に創建された大雄山最乗寺。曹洞宗に属し、全国に4000余りの門流をもつ地域を代表する寺だ。
山伏として修行をおさめ、最乗寺の創建に尽力した道了尊。両手両足には、幸運の遣いである蛇蛇を従え天狗に化身したとされる。境内には、その蛇をまとった道了尊像が設置され、参拝者を見守っている。
”福を呼び込もう”と企画されたこのイベントは、最乗寺ホームページや受付でもらえる案内チラシの画像をヒントに、境内敷地内にある道了尊像を探し出し、写真を撮影。見つけた写真を受付で提示すると、2種類のオリジナルコースターがプレゼントされるというもの。
最乗寺によると企画開始以来、約2カ月間で、当初の予想を超えて、子どもから高齢者まで幅広い世代の500人以上が参加しているという。同寺では「最乗寺には、その他にもたくさんのパワースポットがあります。この機会に一緒に探してみてください」と話した。