【ローソン】あの高クオリティなバスカーのハイボール缶が復活してるじゃん! 爽快で、夏に飲むと特に美味い
玉石混合なコンビニのハイボール缶。個人的には「ビッグピート スーパースモーキーハイボール」が神だったが、わかってる。一般受けはしないよな。
そこで、今コンビニの酒でお勧めなのが、アイリッシュウイスキー『THE BUSKER(バスカー)』のローソン限定なハイボール缶。2024年12月に登場し、ウィスキー好きの間ではまあまあ注目された名作ハイボール缶。それが、どうやら再販されていたらしい。
・バスカー
バスカーは瓶入りが普通にコンビニの酒コーナーでも売られており、価格も700mlで3000円しないという手ごろなライン。
爽やかなフルーツっぽい香りと甘めのフレーバーで、良くも悪くもクセの無い味わい。ウィスキー自体がそんなに好きでない人でも、バスカーならまあまあ飲めそう。
個人的には、そういう誰に勧めてもそんなに外れない銘柄だと思っている。端的に言えば超飲みやすい。
そのハイボール缶ということで、2024年に出た時には、どうせ無難な仕上がりだろうと期待せず飲んでみたが、これが結構ウマかった!
だいたいコンビニのハイボール缶になると微妙にクオリティが下がるものだが、バスカーは元の飲みやすさがいい方向に機能したのだろうか。
スカッと爽やかないい仕上がりで、価格も328円。2024年のコンビニハイボール缶の中で3位くらいに来るクオリティ。上には価格が倍近い白州とかがいるので、この順位はけっこう良いものだった。
去年はレビューしなかったので、再販されたこの機にやっていこう。まず、ローソンのバスカー缶は6%と8%の2種展開。初登場時は冬だったので8%の方が好ましく感じたが、夏の今なら私は6%をお勧めしたい。
・限界まで冷やして缶でいきたい
もちろん、いつだって酒は高濃度こそ正義みたいな主義者は8%でいいと思うが。しかし最近はとても蒸し暑いので、軽やかにいきたいみたいなところもあると思うのだ。
原材料はちゃんとモルト、グレーン、そして炭酸のみ。香料やスピリッツは入っていない、正しい仕様。
6%でも、開けた瞬間からちゃんと漂う、グレーン入りらしい香ばしさをまとった、フルーティな甘い香り。
炭酸はきめ細かくほど良い感じ。色も爽やかだ。
飲むと、ほど良い厚みと穀物感がありつつ、しかしとても軽やかで、強すぎない炭酸の刺激も相まってとても爽快で気持ちいい!
こいつはゴリゴリに冷やして、BBQとかしながら缶から一気に流し込みたい。そういうシーンが凄く似合うと思う。
香りは甘さがあるのだが、味はそんなに甘くないので、食べ物も何と合わせても大体いけるだろう。
グラスで飲むと、ちょっと特徴が弱くなりすぎるかなと感じるので、缶から直がお勧め。濡れたキッチンペーパーを巻き付けて冷蔵庫に放り込み、限界まで冷やすと最高になる。
今ローソンで、最も万人向けで、最もコスパが良く、クオリティに信頼がおけるハイボール缶の1つだと思う。
再販されたということは、初回登場時に好評だったのだろう。知らなかったという人は、この機に是非バスカーを試してみてくれ!
参考リンク:ローソン
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.