酒税法と日本酒の深い関係を知ろう!酒税法に関する様々なことが学べるセミナー開催!
日本酒サービス研究会(SSI)は唎酒師を始めとした日本酒の提供販売者向けに、酒税法に関する様々なことが学べるセミナー「酒税法と日本酒の深い関係を知ろう!」を9月23日(火・祝)に開催致します。
開催にあたって
この度、国税庁で様々な要職(酒類担当審議官、関東信越国税局長、仙台国税局長など)を歴任され、お酒に関わる制度問題に造詣の深い刀禰俊哉氏をお招きし、「酒税法と日本酒の深い関係を知ろう!」と題したセミナーを開催致します。
まず、「酒類(日本酒)にはどれくらいの税金がかかっているのか」、「酒税の制度はいつから始まったのか」、「何故、国が酒類を管理するのか」、そして、「何故、酒類の製造・販売に免許が必要なのか」などを解説。
次に、明治以降の酒税法の変遷と、新たな日本酒蔵が誕生しにくい理由、どぶろく特区制度の特徴、そして、クラフトサケ誕生の背景と酒税法との関わりなどを解説するとともに、これからの酒税のあり方なども考察致します。
さらに、酒税と関わりのある日本酒を、第40回全国きき酒選手権大会優勝者でもある刀禰俊哉氏のレクチャーのもと、テイスティングして頂きます。
唎酒師を始めとした日本酒の提供販売者に必要な酒税に関する様々な知識。
是非、この機会に学んでみて下さい。
セミナーコンテンツ
(1)酒類と税金の関係について
・日本酒(酒類)にかけられる税金の額
・日本における酒税の始まり
・酒類の製造、販売に免許が必要な理由
など
(2)酒税の近代史について
・明治初期に酒税の徴収が強化された背景
・明治中期に家庭でのどぶろく造りが禁止された理由
・昭和初期に級別制度が定められた理由
・昭和後期に級別制度から特定名称酒制度に変わった理由
・平成中期にどぶろく特区(構造改革特区制度)が導入された理由
・平成後期にクラフトサケが登場した背景と酒税法との関わり
など
(3)テイスティング
・酒税と関わりのある日本酒のテイスティング(3種類)
講師
刀禰 俊哉 元・国税庁酒類担当審議官/日本酒研究家
1984年大蔵省(現・財務省)入省。佐久税務署長、和歌山県財政課長、在カナダ日本国大使館参事官、主計局主計官、東京国税局総務部長、国税庁総務課長、国税庁酒類担当審議官、仙台国税局長、内閣府規制改革推進室次長、内閣審議官(日本産酒類輸出促進担当)、関東信越国税局長、国土交通省政策統括官などを経て、2020年退官。その後は民間企業の役員の傍ら、一般社団法人awa酒協会監事、和酒フェス実行委員、実業団日本酒部連盟顧問などを務め、お酒に関する講演活動を行うなど、日本酒をはじめとする日本産酒類の応援をライフワークとしている。第40回全国きき酒選手権大会優勝(きき酒名人)。
第40回全国きき酒選手権大会優勝。現在はawa酒協会の監事、和酒フェスの実行委員などを務め、さらに、各種日本酒セミナーでも登壇し、精力的に日本酒の啓発活動に務める刀禰俊哉氏。講師からのメッセージ
日本酒の原料や製法、そのお酒を醸した蔵の地域や歴史、蔵元さんや杜氏さんの個性などを知ることにより、同じお酒をより楽しめることは皆さんご存知ですが、日本酒に関する知識を得れば得るほど、様々な疑問を感じることもあると思います。そうした疑問の多くは、実は酒税というお酒特有の税金に起因するものです。酒税に関する制度とその歴史的背景を知ることは、日本酒に対する深い理解に繋がります。楽しく勉強しましょう。
セミナー概要
日時
・9月23日(火・祝) 14:00-16:00
申込締切 9/18(木)
こんな方におススメ
・唎酒師以上の専門知識力(法規、歴史など)を高めたい方
・飲食店や酒販店などで日本酒の提供販売に携わる方
・日本酒の記事などを執筆する方
など
使用教材
・専用レジュメ
・テイスティングシート
・日本酒3種類
①一ノ蔵 無鑑査 本醸造辛口/一ノ蔵(宮城県大崎市)
②菊泉 ひとすじ(スパークリング日本酒・awa酒)/滝澤酒造(埼玉県深谷市)
③haccobaの未来を左右する酒/haccoba (福島県浪江町)
※内容は変更になる場合があります。
定員
60名
会場
サケアカデミー
東京都文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル7F
都営三田線「春日駅」徒歩3分/都営大江戸線「春日駅」徒歩8分
東京メトロ南北線「後楽園駅」徒歩8分/東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅」徒歩10分
価格
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一般価格 5,000円(税別)
認定会員価格 4,000円(税別)
SSI公式サイト
9/23(火・祝)酒税法と日本酒の深い関係を知ろう! | サケアカデミー
酒蔵プレス編集部酒税について自分で中々学ぼうと踏み切れないですよね。そんな方にとてもオススメのセミナーですので、この機会に一度学んでみてはいかがでしょうか?
https://www.sakagura-press.com/