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夫婦で一緒に“最高の親バカ”になろう

saita

夫婦で一緒に“最高の親バカ”になろう

こんにちは。家事シェア研究家の三木です。子育てに奮闘するママの皆さん、「親バカ」を思いきり楽しめていますか? 毎日大変なことも多いけれど、子どもの成長を感じる瞬間は何にも代えがたい幸せ。今回は、そんな子育ての「最高の瞬間」を存分に味わうための「親バカのススメ」についてお話しします。特に、「パパが子育てにもっと興味を持ってくれたら……」「夫婦の会話が子どもを中心に盛り上がったらいいのに」と思っているママに、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

親バカって、最高に幸せ!

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「うちの子、こんなに優しいんだ!」
「小さな体でこんなに頑張ったなんて、すごい!」

子どもの成長を感じる瞬間って、何よりの喜び。

「まだ小さいのに、おもちゃをちゃんとお友達に貸せた!」
「『ママ大好き』って何の前触れもなく言ってくれた!」

そんな何気ない出来事に胸がいっぱいになって、つい誰かに話したくなる。
「転んだお友達を助けてあげた」なんてエピソードがあれば、一生語り続ける自信があります(笑)。

子育ては大変だけど、そんな喜びがあるからこそ乗り越えられる。
だからこそ、「親バカになれる瞬間」は、思いきり楽しんでいいんです!

でも、親バカってちょっとウザがられることも……

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とはいえ、ママ友や周りの人に話すと、「また親バカ話か……」と思われることも。

実際、わが子の成長に感動して話しても、聞く側にとってはそこまで興味のない話だったりします。

特に、親のテンションが高すぎると、周りは引いてしまうことも。
「うちの子、すごくない!?」と力説すればするほど、相手の反応が微妙……なんて経験、ありませんか?

だからこそ、遠慮せずに親バカになれる「最高の相手」を見つけることが大切なんです。

夫婦で親バカを楽しむと「家族がもっと仲良くなる」

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では、誰と一緒に親バカを楽しめばいいのか?
一番の相手は、やっぱりパパです!

夫婦なら、わが子の成長を話しながら「わかる!」「すごいよね!」と全力で共感し合える。
「子どもの話をしたいのに、パパが興味を示してくれない…」と悩むママも多いですが、実は パパもどう話していいのかわからないことが多いんです。

例えば、僕が育児講座やママ向けのセミナーでお話しすると、こんな声をよく聞きます。

・「パパが子どもの話をあまりしない」

・「子育ての大変さをわかってほしいけど、どう伝えたらいいかわからない」

・「夫婦で子どもの話をしても、イマイチ盛り上がらない」

特にパパは、「育児の負担をどうにか減らしたい」「解決策を考えなきゃ」と思いすぎて、話すこと自体に苦手意識を持ってしまうことも。

でも、実は「子どもの成長を一緒に喜ぶこと」こそが、夫婦の会話を楽しくする秘訣。

例えば、シェフが一生懸命作った料理を食べたときに、こんなことを言われたらどう感じますか?

「すごい! 暑い中、大変だったでしょう。重たい鍋を振るって、火傷までしながら頑張ったんですね!」

確かに労ってくれているけど、心の中では「いや、その前に『美味しい』って言ってほしいんだけど……」と思いませんか?

子育ても同じで、「ママ、毎日大変だよね」と労ってくれるのも嬉しいけど、「子どもがこんなに成長したんだね!」と一緒に喜んでくれることのほうが何倍も嬉しい。

だからこそ、パパに「子どもの成長」をどんどん話してみてほしいのです。
最初は「ふーん」と聞き流すだけかもしれませんが、少しずつパパも親バカの楽しさにハマっていくはず。

夫婦でわが子の話をしながら、お互いの頑張りを認め合い、「うちの子、最高だね!」と心から思える時間を増やしていく。
そんな「親バカ時間」こそが、家族の幸せを深める秘訣なのではないでしょうか?

親バカを楽しめる家族は、最強!

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子どもの成長を喜び合いながら、「うちの子、天才じゃない?」なんて言い合える時間。
それが夫婦の最高のコミュニケーションになり、子どもにとっても「愛されている実感」につながります。

もし、その場に子どもがいたら、最初は照れながらも心の中では嬉しくてたまらないはず。

家族みんなで 「親バカ」を楽しめるようになれば、自然と家庭の雰囲気も明るくなり、子どもものびのびと育つ。

そんな 幸せの循環を、ぜひ夫婦で一緒に作っていきましょう!

「親バカ」を思いきり楽しみながら、子育ての幸せを存分に味わってください!

三木智有/家事シェア研究家

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