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地元スイミングクラブ所属選手 パラ水泳国際大会で活躍 世界選手権へ練習重ね

タウンニュース

左からコーチの河合さん、川渕選手、松田選手、村上選手

NECグリーンスイミングクラブ溝の口に在籍する松田天空(あんく)選手、村上舜也選手、川渕大耀選手が、先ごろ静岡県で開かれた「パラ水泳ワールドシリーズ富士・静岡2025」で表彰台に上がるなど活躍した。

国際パラリンピック委員会主催、日本パラ水泳連盟が主幹を務める同大会。世界21カ国・地域から233人の選手が参加し、勝利を目指して競い合った。

松田選手と村上選手は、知的障害がある選手が出場するS14クラスの100mバタフライに参加。日ごろ磨いた実力を発揮して予選を通過すると、決勝では松田選手が1位に。村上選手も2位となったことで、ワンツーフィニッシュを果たした。

大会を経て松田選手と村上選手は「やるべきことに集中し、良い結果を残すことができた」「泳ぐ感覚を掴みながら大会に挑めた」と語った。

また、松田選手は同クラスの400m自由形にも出場しており、決勝では3位に輝いている。

3種目に出場

川渕選手は、手足欠損などの障害がある選手が出場するS9クラスの100m平泳ぎ、100mバタフライ、400m自由形に出場した。

大会直前にケガをしていた川渕選手だったが、全ての種目で予選通過を果たし、決勝に進出。100m平泳ぎでは3位に、100mバタフライでは2位を獲得。400m自由形では、アジア新記録となる4分18秒16を記録し、1位となった。

川渕選手は「当初は不安でしたが、練習の成果を発揮できた」と振り返った。

「活躍楽しみ」とコーチ

3人は仕事や勉強にも取り組みながら、今年9月にシンガポールで開かれるWPS世界選手権への出場を目標に、日々練習に励んでいる。

コーチを務める河合大輔さんは「今後の活躍も楽しみにしている」とエールを送った。

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