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コスパ最強!ロースかつ重が299円…大注目のディスカウントストア「トライアル」

SASARU

 西友、イトーヨーカドーの撤退、そして黒船ロピアの進出と北海道のスーパー市場は大きく変化しています。そんな中、いま大注目なのが福岡発のディスカウントストア「トライアル」。
北海道を含む全国で続々とオープンしているんです。ワンコイン以下で買えるお弁当など、安さの秘密に迫ります。

 2024年1月にオープンしたトライアルスマート琴似店で、お客さんに話を聞いてみると…。

 「豚バラなど料理に使いやすいものが安い」「鶏肉や豚肉、量が多いものがあるので小分けにして冷凍している」「日用品も多いので、1ヶ所で買い物が済む」「安いものが多いので年金で生活している人には買い物しやすい」などの声が聞かれました。

 安さ、人気の秘密は、トライアルのプライベート商品。

 例えば、トライアルのオリジナル商品のキャノーラ油は1000g入って279円が通常価格。インスタントラーメンは5食入りで199円。しっとりやわらか、食パンは97円など、驚きの価格です。

 そしてなんと、お弁当のほとんどが税込500円以下という安さ。

 お寿司も安くて人気。中には599円で、ウニやカニ、イクラなどの高級食材の入っているものもありました。

 そんなお弁当の中でダントツで人気なのが「かつ重」。全国で年間1000万食も売れているそうです。

 トライアルスマート琴似店の辻永哲徳さんによると「かつ重専用マシーンを導入してるので、いつでも低価格で販売することができる」とのこと。

 プロの料理人が作るおいしいかつ重の作り方をデータ化。工程を機械化することで、299円という価格を実現しているんです。

 トライアルのお総菜を担当するのは、グループ会社の「明治屋こはく本舗」。料理専門家や職人などを集めた食のプロ集団なんです。トライアルグループでは飲食店を運営していて、中にはミシュランで一つ星を獲得したお店も。

 これまでに開発した商品は、唐揚げグランプリや総菜弁当グランプリなどで数々の賞を受賞しています。

 「明治屋こはく本舗」が開発したかつ重には、厳選されたロース肉、枕崎産のかつおぶしなどが使われています。

 食べてみると、出汁がしっかりきいていて、お肉がやわらかくて分厚い。「本当にこの値段でいいの?」というくらい本格的な味でした。

 同じく「明治屋こはく本舗」監修のプルコギは、味噌をベースに、XO醤やリンゴ果汁などをブレンド。飽きのこないコクのある味です。

 炒めるだけで本格プルコギの完成。プルコギ用のパック野菜を合わせることで、包丁すら必要ないんです。

 そして、三元豚・イベリコ豚ミックスしゃぶセットは、この日100グラム149円。お得でボリュームもあります。

 肩肉とバラ肉が入っているので赤身と脂身がどちらも楽しめますよ。

 さらに、トライアルでは鍋つゆも展開しているんです。メーカーと共同開発した冬の必需品、鍋つゆは1000g入って199円。

 キムチ、ごま豆乳、寄せ鍋など5種類のラインナップをそろえたトライアルオリジナルの鍋つゆシリーズ。

 たっぷりのスープで締めまでお鍋を楽しんでもらいたいとの思いから、1000gの鍋つゆを開発したそうです。

 商品は開発から企画までメーカーと一緒に行って、味はもちろん、価格にもこだわっているんですって。

 トライアルのプライベート商品は食品だけではありません。日用品もお得なんですよ。

 ティッシュはパッケージを簡素化することで価格を抑えているんです。箱に入っていないので、コンパクトな分、収納場所にも困りません。

 トイレットペーパーは、1ロールで100mという通常の倍近い長さで、649円。

 お得ですよね!

 トライアルでは、衣料品も販売しています。安さの秘密は徹底したコスト削減でした。

 サラサラで肌触りもいいフリースがなんと998円。どんどん寒くなってるこの時期に1枚追加するのもいいですよね。トライアルのフリースは毛が長すぎないので、着たままでも家事がしやすいと人気なんです。着心地も抜群。

 トライアルでは、ITを駆使して徹底したコスト削減を行うことで低価格を実現しているんです。

 デジタルカートの導入やAIカメラの設置で、商品の在庫などを管理しているため、人件費などを削減できるからこその低価格。進化するトライアル、ますます注目です。

みんテレ12月18日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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