Yahoo! JAPAN

トイトレの完了時期は約４割が「３歳」。でも実は０歳～小学校入学以降まで幅広いことを知っていましたか？　思わずうなずいてしまうトイトレあるあるからトイトレ解決策、おすすめグッズもご紹介。

「トイトレって、みんな何歳で完了しているの？」気になるけれど、リアルなママ友にはなかなか聞きづらいもの。ママたちへのアンケートから、トイトレの実態をご紹介します。

アンケート概況：
コクリコラボアンケート「AnyMaMa（エニママ）」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2025年１月31日～２月13日インターネット上で実施。有効回答数は112件。

トイトレ完了は３歳が最多

コクリコラボアンケート

「昼間のオムツが完全に外れたのは何歳のときですか？」という質問の回答で、もっとも多かったのは「３歳」でした。

コクリコラボアンケート

上記は「トイレトレーニングが完了した（夜間も含めてオムツが完全に外れた）のは何歳のときですか？」という質問の回答を示したグラフです。

こちらも「３歳」が最多ですが、全体の割合としては約３割。４歳～小学校入学以降の子たちも存在します。トイトレ完了時期は個人差が大きく、年齢で遅い早いを判断する必要はないのかもしれません。

昼間はバッチリなのに……　トイトレあるある

先輩ママたちも経験した「トイトレあるある」をご紹介します。思わず共感してしまうエピソードが盛りだくさんです。

おしっこはできるが、うんちができない

……おしっこはすぐにできるようになりましたが、うんちがなかなかできず。いつかはできるようになると思い乗り切りました。

……おしっこは簡単にクリアできましたが、うんちはオムツでする日々が続きました。

もっとも多かったのが、「うんちがトイレでできない」という声。おしっこは順調なのに、なぜかうんちだけはオムツで……というケースは、トイトレあるあるのようです。

夜間だけオムツがはずれない

……もうすぐ５歳ですがまだ夜間オムツがはずれず悩んでいます。

……夜のオムツがなかなか外れない。夜水分は控えめにし、寝る前に必ずトイレにいっているのに、朝起きたら漏れるほどオムツにおしっこしている。

アンケート結果にもあったように、夜のオムツがはずれない、という声もたくさんありました。寝ている間は自分でトイレに行く意識が働きにくいため、昼間のトイトレとは異なる難しさがあるようです。

家でのトイトレが進まない

……保育園ではトイレでできるのに、家ではまったくできなかった。

……トイトレ中の娘は保育園ではパンツで過ごしているのですが、家だとリラックスモードになってしまい、トイレに行くことも好きではないようなので、難航中です。

家でのトイトレが進まない……と悩むママも。家は安心感があるため、つい甘えてしまうのでしょうか。保育園でできているのであれば、トイトレは確実に進んでいるため、焦らなくてもいいかもしれませんね。

トイトレでこんなにも一喜一憂するなんて……！　　写真：shironagasukujira/イメージマート

イライラしてしまった

……漏らしたときにイライラしがちに。

……強く言ってはいけないとわかっていながらも、何度も布団やカーペットを濡らされていたときはカッとなって怒ってしまい、子どもを委縮させてしまいました。

トイトレは長期戦です。頭ではわかっていても、なかなか進まなかったり掃除や洗濯の手間が増えたりすると、ママも疲れが溜まってイライラしてしまいますよね。

お気に入りのパンツが濡れて悲しい

……布パンツが濡れて悲しくて、穿かなくなってしまった。

……お気に入りのパンツを買って、るんるんで初めて穿いたときに、失敗しびしょびしょになってしまったことが、とても嫌だったようで……そこから一切パンツを穿いてくれず、私はオムツでいー！　の一点張りです。

トイトレが進まないと悩むママからの回答ですが、「お気に入りを守りたい！」というお子さんの強い意思が感じられて、ほっこりしました。

トイトレ問題はこれで解決！　実体験エピソード

一筋縄ではいかないトイトレ。先輩ママたちは、どのように乗り越えてきたのでしょうか。アンケートに寄せられた実体験エピソードをご紹介します。

「できた」を積み重ねた

……うんちをしそうな気配を察知し、トイレをご案内。少しずつ、「できた」を積み重ねました。

トイトレは、本人の頑張りだけでなく、親の観察力とタイミングも必須。一歩一歩、確実なステップアップがトイトレ成功への近道のようです。

園に相談した

……入園のときに幼稚園に相談したところ、「おむつ外れてなくてもパンツで来させていいですよ！　お着替えたくさん持たせてくださいね！」と言われた。

……うちの子は遅いのではないかと悩んだのですが、保育園の先生に、「トイレの間隔が開いてきたら（１時間とかそれ以上）トイトレを始めましょう。間隔が開く前はしなくてもいいですよ」と言われ、実際に間隔が開き始めてからオムツが外れるまでは、割とスムーズでした。

入園までには……と、トイトレを焦るママも多いと思います。家庭でトイトレを進めてもうまくいかないときは、幼稚園や保育園に相談してみるのもいいかもしれません。園によっては、子どものペースに合わせてサポートしてくれる場合もあるようです。

お友達がお手本になった

……幼稚園に入園してお友達とトイレに行く習慣がついた。

……がんばっていたときは、外れなかった。幼稚園でまわりの友達を見て、子ども自身で学んだようで、幼稚園のおかげで外れた。

お友達のおかげでトイトレが解決したという声も多数ありました。今まで頑張ってきたのはなんだったんだ……と、頭をよぎりますが、結果オーライですね！

焦るのをやめた

……ネット情報を見ては、早くオムツ卒業しないと！　と不安になってました。でも月齢がくればいつか卒業できるので、個人差あるから焦らなくてよいと今は思えるようになりました。

……親が焦ってもその子のペースがあり、自然と取れる時期が来る。

ネットの情報は便利ですが、我が子と比べてつい焦ってしまうこともありますよね。子どもにはそれぞれペースがあることを忘れずにいたいものです。

トイトレ成功のカギ！　使ってよかったおすすめグッズ

最後に、先輩ママおすすめのトイトレグッズをご紹介します。

幼児用便座

・アガツマのアンパンマン　3WAY補助便座　おしゃべり＋メロディ付き

実際に使用していたママからは「音楽を流したり、遊ぶ感じでトイレは怖くないと教えました」というレビューが寄せられています。楽しい雰囲気を作りたいときに、アンパンマンは強い味方ですね！

・Richell（リッチェル）の補助便座

「持ち手？が股のところではなく、サイドについているので、自分で座れてよいです。持ち手もあって子どもも安心そう」という声。「自分でできる」のは、ママにとっても嬉しいポイントですね。

・Combi（コンビ）のベビーレーベル補助便座

「シンプルなコンビの便座は第２子まで壊れず使っている。自分で便座にのれるし、丸洗いも簡単な点がよい」と教えてくれたママ。トイトレグッズは、期間限定的なものだからこそ、きょうだいで使い回せるのは嬉しいですね。

折り畳み踏み台

・3COINS（スリーコインズ）の折り畳み踏み台

多くのママから人気だったこちら。「トイレの踏み台は今でもトイレ以外でなぜか子どもに好かれており使われています」と、本来の役目を終えたあとも活躍しているという声もありました。

トイレの汚れ防止グッズ

・サンコーのおしっこ吸うパッド

男の子のママが教えてくれた便利グッズです。「男の子で座ってのトイレなので上手く狙いが定めないと便器と便座の間から出てきてしまうのですが、これがあると吸収してくれるので掃除の手間が減り便利でした」というレビュー。汚れたら捨てるだけなので、掃除の手間がグンと減りますね！

おねしょズボン

・Oeuf Soleil（ウフ ソレイユ）のおねぽん

実際に使用したママからは「これを穿くだけ。濡れた感じはあるけど部屋は汚れないから、トイトレのストレスがグッと減った」と回答。ママの負担を軽減するグッズは、積極的に取り入れたいですね！

ごほうびシール

・100円均一のご褒美シール。

トイトレ実体験のアンケートで、多くのママが活用していたご褒美シール。お手ごろな価格で手軽に入手できるのは魅力ですね。「それを真似て自作もしました」という、オリジナルご褒美シール派のママもいました。

歌

・YouTube「トイレのうた」（ピンキッツ童謡）

「トイレで　トイレで　トイレで　ララララ　ってよく口ずさんでました笑」というママの回答。軽快なリズムの曲をトイトレのテーマソングとして取り入れるのもいいですね！　楽しくトイレへ行けそうです。

トイトレに焦りは禁物。一歩一歩、着実に！

今回のアンケートで、トイトレの完了時期は個人差が大きいことがわかりました。年齢にとらわれず、お子さんのペースで進めることが大切だなとあらためて感じました。

どうにもこうにも進まないと思っていても、意外なタイミングでトイトレが成功することもあります。どっしり構えて見守りましょう。

先輩ママがおすすめするトイトレグッズもぜひ参考にしてください。みなさんが実際に使ってよかったトイトレグッズはありますか？

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります（明らかな誤字等は修正のうえ記載）。

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa（エニママ）」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。