おひとりさま大歓迎!つまみだけでも気軽に楽しめる焼肉居酒屋『ホルモンの肉かわ』
中町の噴水がある建物『0426スプリングガーデン』(通称・噴水ビル)の入り口脇にホルモン居酒屋『ホルモンの肉かわ』がオープン。「どんなお店なのか気になっていた」という人に「行ってみたい」と思ってもらえるよう、いろいろレポートしていきます!
3月にオープンしたカウンター席のみのホルモン居酒屋
店内は厨房を囲んだ“コの字”カウンターで、席数は15、6席ほど。カウンター席のみなので、だいたい1〜2名、多くて4名ぐらいがちょうどよく楽しめる人数かと思います。
店奥の壁一面に、焼酎ボトル『キンミヤ』がずら〜っと並んでいます。これ全部、常連さんのキープボトルなんです。焼肉屋やホルモン屋ではあまり見ない光景ではないでしょうか。
3月オープンから取材時で8ヶ月ほど。すでに60本のキンミヤを飲んでいる常連さんもいるのだとか。
メニュー
メインとなるメニューは『豚ホルモン』と『牛ホルモン』。そこに一品料理やおつまみ、ご飯ものなどもあります。また、壁にしか書かれていない期間限定メニューなどもあるので、注文前にいろいろ見渡してみてくださいね。
サッポロ 赤星 600円
ビールの種類は「瓶ビール」一本。『アサヒ スーパードライ』『サッポロ 赤星』『サッポロ ヱビス』の3種類です。今回は赤星をチョイスしました。お通しに、ほうれん草のおひたし。
豚タン 490円
焼肉でだいたい最初に食べるタン。ホルモンでもタン、しかも“タン塩”で始めたくなります。こちらのお店の肉メニューはすべて『塩、タレ、味噌、梅(+100円)』の4種類を指定できます。
上牛レバ 980円
角がピンっと立った、鮮度がいい上牛レバ。表面はしっかり焼きつつも、中は焼きすぎるともったいないので、いい焼き具合のところでいただきます。つけダレとしてごま油とタレが用意されるのですが、レバーは個人的にごま油一択!
梅シマチョウ 750円
牛の大腸にあたる『シマチョウ』を梅肉で和えたおすすめメニュー。脂身がおいしい部位ですが、その脂身を梅肉の酸味でさっぱりいただくことができます。
金鶴 520円
豚ホルモンのなかで“おすすめメニュー”とされているのが『金鶴』。聞き慣れない部位ですが、聞いてみたところ“豚の股関節”なのだそう。独特な細長い形と弾力のある食感がとても魅力的。
ちなみに週替わりで一品だけ割安で提供される『割肉』という制度があるのですが、取材した週はラッキーなことに、人気の『金鶴』が520円から割肉価格で290円でした。
牡蠣 味噌てり焼き 620円
肉以外もおいしいんです。こちらは今からの季節が旬である「牡蠣」を使ったメニュー。味噌ダレをつけては焼き、焼いてはまたつけることを何度も繰り返して完成させるのです。こうしてできあがった照り焼きはぷっくり膨らみ、タレの焼き色もおいしそうです。
スタミナ煮込み 420円
一品料理で人気なのは『スタミナ煮込み』。いわゆるもつ煮込みですね。座った席の前にちょうど煮込みの鍋があったので、食べたくて仕方なかったのです(笑)。使われているもつはホルモン焼きでも使っているものなのか、裏側にたっぷりと脂身があり食べ応え満点でした。
肉を焼かなくてもいい、つまみだけで飲める店にしたい
「お肉を食べたいわけじゃなくて、焼肉屋さんのつまみを食べたいことがたまにあるんです」と話す店主の“おいちゃん”こと及川さん。だからこそ自分のお店は「肉を焼かなくてもいい、つまみだけで飲める店」にしたい、という思いがあるのだそう。
また、ひとりでもいろんな種類の肉が楽しめるよう、量と値段を抑えめにしてあるとのことでした。
人気メニューの『よだれ鶏』(490円)と『ガツポン酢』(450円)。この日はお腹いっぱいで食べませんでしたが、ホルモン焼肉店ならでの『〆のホルモンカレー』(500円)も人気で、ライスまたはフランスパンが選べるそう。次回来たときに食べて見たい!
「焼肉やホルモンが食べたいけど、誰かを誘うのが面倒」と思っていた方、こちらのお店なら思う存分おひとりさまで楽しめますよ!