伊藤千晃『好きという気持ちを貫いて伸ばしてほしい』復興支援活動として開催した「avex class」で石川県七尾市の小学生に自身の経験を振り返りエール
伊藤千晃が、1月17日(金)に石川県七尾市立田鶴浜小学校にて開催された「avex class」に講師として初登壇し、小学生4-6年生79名の児童に向けてキャリア教育の授業を行った。
「avex class」は、エイベックス株式会社がサステナビリティ活動の一環として行っているキャリア教育プログラム。アーティスト・タレント・クリエイター・アスリートが全国の教育機関に訪問し、自身の体験談を通じて子どもたちに「才能や夢を信じる力」の大切さを伝えている。
今回の授業は、9月より実施している能登半島地震の復興支援活動の一環として開催され、「アーティストの話を通じて、震災を経験した子どもたちに元気を届け、夢や可能性を信じる力の大切さを学んでほしい」という同校の想いを踏まえ、夢や好きなことについて考えるきっかけを届けるべく実現した。
初講師を務めた伊藤は、自身の幼少期について「3姉妹の末っ子で、家族からは何もできない小さい子と言われていた。自分でもこれが好きだということも特別持っていなかった」と振り返り、当時は歌やダンスにすごく興味を持っていたわけではなかったと語った。
伊藤の原点とも言えるオーディションについては「高校3年生の夏に自分で買った雑誌にエイベックスのオーディションの広告が載っていて、なぜか受けたいと強く思った。はじめは親から反対されていたけど、自分の直観を信じて貫き通した」と、オーディションを受けたきっかけについてコメント。
オーディションに受かってからは「他のメンバーと比べて、ダンスも歌も経験値が少なく、とにかく周りについていこうと必死だった」と当時の苦悩や想いを述べた。
後半は、トークテーマに合わせて、好きなこと・やってみたいことや仕事に関して児童たちと一緒に考える時間に。
1つ目のテーマ「『好き』『やってみたい』への向き合い方」について伊藤は、児童たちの好きなことを聞きながら「将来の夢とは言えなくても、好きとかやってみたいと思うことは貫いてほしいし、伸ばしていってほしい」と語り、自身の経験をもとに「好き」という気持ちについて児童目線に立ってトークを展開した。
2つ目のテーマ「『好き』『やってみたい』を仕事にするには??」については、「特にデビュー前のつらいレッスンを乗り越えられたのは、どこかで歌やダンスが好きという気持ちがあったからだと思う。その気持ちがあるから今でも活動を続けられている」と話し、好きなことを原動力やモチベーションにすることについて児童に考えてもらうきっかけとなった。
好きなことを形にするために大切なことを問われると「とにかく自分が考えていることや熱い想いがあるなら、口に出すことが大切。そうすると周りの人たちが応援してくれるし、力になってくれる」と話した伊藤。グループ活動時からファッションやコスメのプロデュースに携わっていたことを交えながら、児童にエールを送った。
終盤の質疑応答では、20名ほどの児童が一斉に手を挙げるなど、積極的な雰囲気の中「仕事のやりがいはなんですか?」という5年生の児童からの質問が。伊藤は「グループで活動していた時も、ソロになった今も、ライヴをすごく大事にしている。人と人との繋がりが愛を生むと思うし、支えてくれているファンの方々のおかげで、いろいろな夢が叶えられていると感じている」と回答し、人との繋がりを大切にしている経験を踏まえ、説得力のあるメッセージを児童へ伝えた。
最後は「私の話を真剣に聞いてくれたり、積極的に質問をしてくれて、とても嬉しかった。あくまで私の経験をもとにした話ではありますが、皆さんにはぜひ好きなことを見つけてほしいし、それをどんどん口に出してほしい」とコメント。自身のさまざまな経験を児童に伝えながら、好きなことへの向き合い方や働くことについて一緒に考えることができた時間となった。
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