行列必至!創業50年の老舗が手がける名物メニュー【京都のローカル放送局社員のおすすめ】
愛され続けた歴史ある店から話題の新店まで数多くの飲食店が立ち並ぶ京都。せっかくランチをするならおいしいお店で“外食の幸福感”を存分に味わいたいですよね。
そこで、京都のローカル放送局・KBS京都の社員に「ぜひ一度は食べてほしい京都の名中華店を教えて」とアンケートを取りました。その結果、名前の挙がったお店をご紹介します。
今回は、地元の人御用達の町中華『大鵬』(京都市中京区)を訪れました。
行列必至の町中華「大鵬」
JR嵯峨野線・二条駅から徒歩約2分の中國菜『大鵬(たいほう)』。ふらりと立ち寄れる町中華ですが、こちらでは本格四川料理を堪能できます。
行列必至の人気店ですが、予約ができるのは嬉しいポイントです。
※当日予約は不可
創業当時は、ラーメン、炒飯、餃子など町中華の定番メニューが中心のお店だったそう。しかし、2代目が中国の四川に足を運び、新しいメニューを取り入れたことで、町中華と四川料理がコラボレーションしたお店に。食材もこだわり抜いて厳選されています。
まるでカフェのようなサステナブルな店内
店内は、テーブル32席のきれいな空間で、まるでカフェのような雰囲気。なるべくゴミを出さないサステナブルな取り組みの一環として、おしぼりや割り箸、調味料を各テーブルに置いていないのだそうです。
地元民のソウルフード! 「てりどんきんし」
『てりどんきんし』(1,155円)は、こだわりの卵を使用した錦糸卵の上に豚の照り焼き、アクセントの紅ショウガという中華料理のジャンルを超えた逸品。「リーズナブルな価格でお腹いっぱい食べてもらいたい」という想いで出来たメニューなんだそう。このメニューが目当てのお客さんも多い、同店の看板メニューです。
他にも、『てりどんきんしミニ』(880円)、『てりどんきんし地獄盛』(1,320円)とサイズもバリエーション豊富。地獄盛は、なんと普通サイズの約1.5倍のボリュームです!
醤油ダレで味付けされた豚肉は、日本人好みの味付けで、錦糸卵の甘みとのコラボレーションが絶妙。錦糸卵と紅ショウガが口の中を爽やかにしてくれるので、いくらでもいただけそうです。
今回は普通サイズをオーダーしましたが、次回は地獄盛にもチャレンジしてみたいですね◎
本場四川の味! 絶品よだれ鶏
ピリ辛の『よだれ鶏ハーフ』(1,100円)は、本場四川の味を再現しているそう。KBS京都社員のアンケートでも「これまで食べてきた蒸し鶏の概念が変わる」との声がありました!
四川仕込みのスパイスの辛さはパンチが効いていて、こだわりの鶏は柔らかく弾力があって絶品です。食通のシェフ仲間の間でもファンが多いのだそう。
その他の注目メニューも!
また、料理に合わせて『大鵬特製紹興原酒』を味わえます。ナチュールワインもあるので、おいしいお酒と料理を楽しめますよ♡
メニューの中で一際目を引く『本日の体内浄化スープ』(165円)は、料理では使用しない端材をじっくり煮込んで作ったスープだそう。ここでもサステナブルに取り組む姿勢を感じられますね◎ このスープは、子連れの方にも人気だそうです。
※画像は2025年1月現在。価格は変更になる場合があります
農場レストラン「田舎の大鵬」
2代目は京都府綾部市で、“食べるということの原点に回帰する”農場レストラン『田舎の大鵬』も経営しています。鶏や豚などの動物や、畑から得た野菜などの食材を使った料理を振る舞うメニューのないレストランです。
鶏を絞める様子を見学し、生き物が食材になるまでの過程を知ることで、食と向き合うことができるという、なかなか経験できない食の楽しみ方ができる場所です。気になる方はチェックしてみてくださいね。
今回ご紹介した以外に麻婆豆腐も大人気。子どもから大人まで楽しめる素敵なお店に、是非訪れてみてくださいね。
【店舗詳細】
中國菜 大鵬
住所:京都府京都市中京区西ノ京星池町149
電話番号:075-822-5598
営業時間:11:30~14:15(L.O.14:15)/17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日:火曜日・隔週水曜日 ※来店時は事前に店舗にご確認ください。
文/ミヤザキカレンダー
【画像】中國菜 大鵬/田舎の大鵬/ミヤザキカレンダー
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※文中の価格はすべて税込みです。