「第十九回 声優アワード」特別賞:『ルックバック』押山清高さんコメント|「皆さんのお力添えや、作品を観てくださった方々の応援があってこそ、こうしてこのような場に立てているのだと感じています。ありがとうございます」
2025年3月15日(土)に行われた「第十九回 声優アワード」授賞式で各受賞者が発表されました。本稿では特別賞に選ばれた『ルックバック』より、監督・脚本・キャラクターデザインを務める押山清高さんの受賞式でのコメントをお届けします。
押山さんは、ユーモアを交えつつ会場の笑いを誘いながらも「今日はこのような賞をいただき、大変ありがたく、まさか自分がこうした「声優のトロフィー」を手にする日が来るとは思っていませんでした。とても感慨深く感じております。」と、受賞に対する喜びと共に声優の方への感謝の気持ちを述べました。
特別賞受賞者
ルックバックさん コメント
ありがとうございます。
本来であれば、監督の私ではなく、主演の河合優実さんとか、吉田美月喜さんに来ていただければ一番よかったんですけれども……僕ですみません。
本作は、彼女たち二人もそうなんですが、普段、声優を専業にしていない役者さんが中心となって演じてくださいました。
そうした作品が、このように声優アワードという場に呼んでいただけたというのは、本当にありがたいことだと思っています。
もちろん、彼女たち二人の頑張りもそうですが、皆さんのお力添えや、作品を観てくださった方々の応援があってこそ、こうしてこのような場に立てているのだと感じています。ありがとうございます。
僕は普段、アニメの監督として活動しておりまして、アニメ作品をつくる中で、声優の皆さんと一緒にお仕事をさせていただいています。
そうして声優の皆さんと共に作品をつくることで、アニメが成立しているのだと日々実感しています。
『ルックバック』に限らず、声優として活動されている方々に対して、常に感謝の気持ちを持っております。
このような機会はなかなかないので、この場を借りて、声優の皆さんに改めてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
今日はこのような賞をいただき、大変ありがたく、まさか自分がこうした「声優のトロフィー」を手にする日が来るとは思っていませんでした。
とても感慨深く感じております。
本日はありがとうございました。
そして、おめでとうございました。
「第19回 声優アワード」特別賞(敬称略)
どの賞にも当てはまらないが、表彰すべき特別な活動をされた声優・作品・活動等