【熊本市中央区】上乃裏通りで見つけた癒しカフェでレトロなグルメを堪能!
昔ながらのお店って、独特の雰囲気があって癒されますよね。 癒し空間でお茶したりお食事すれば、それは何とも嗜好のひと時。 今回、上乃裏通りに昔ながらの雰囲気漂うおしゃれなカフェを見つけましたので、癒されに行ってきました。
歓迎の音色
熊本市中央区南坪井。
上通り方面から上乃裏通りを北へ歩くと、通りの端近くの左側に看板が見えます。 訪れたお店は「珈琲舎 デル・ムンド 上乃裏通り店」。 ソフトクリームのオブジェが、ここだよ、とお店の場所を教えてくれてるかのよう。
正面から見ると、オレンジの屋根にも店名が記されていますね。色合いも良い味出してます。
お店に入る前からメニューに目を通せます。
扉を開けると、カランコロンカランッと余韻を残す鮮やかな音に出迎えられます。 心地よい音色で入る時から良い気分。
高級感溢れるテーブルとイス。壁には大きな鏡。
備え付けられた本棚が懐かしい雰囲気を醸し出してます。 黄色く照らす照明も、レトロな空間の演出に一役買ってます。
店内はテーブル席が5卓、カウンター2席。
先ほどの本棚同様、壁に飾られた絵や彫刻もレトロな存在感を放っていますね。
テーブルにはミニかごに入れられたシュガーやコーヒーフレッシュ、そしてミニチュアソフトクリーム。かわいい。 もうお店に入った時点で別世界に来たかのようです。
魅惑のメニュー
デル・ムンドのメニューです。 ますはドリンク。
豊富なコーヒーの数々、ミルクティーやココアもございます。
ウイスキーを始めとしたアルコール類、カルピスや各種フルーツのジュースなどソフトドリンクもあります。 今回はアイスココアを注文します。 また右側のページにはパフェなどのデザート類が!
お食事メニューです。 ナポリタンにオムライス、パスタにトースト…
カレーにシチュー…
ステーキにハンバーグまで! 品揃えが多すぎて選べないッ!幸せな悩み! 悩んだ末に、ハンバーグセットを注文することに。 まずはスープのお出まし。
付け合わせのスープは冷製コーンスープでした。夏場はセットのスープは冷製で出されるとのこと。うだるような暑さの中、冷製スープはありがたい!
登場しました、メインディッシュ。 白い大皿に乗ったハンバーグ、デミグラスを纏い王を彷彿とさせる貫禄! ソースの中に見え隠れするマッシュルームが、レトロなハンバーグを演出してます。 お肉は箸で切り込める柔らかさ。食感も柔らかく、肉汁とデミグラスのコク深い味わいが絡まりあい旨味へと昇華。 ごはんがあっという間に消えていきました。 カフェのハンバーグって、なぜこんなに幸せな気持ちにさせてくれるのでしょう。 もう一皿食べれちゃいそうです。
食後に登場のアイスココアさん。 甘みが少なくスッキリした味わいで、食後に合うココアでした。 甘みが欲しい方はガムシロップで調整することも可能です。
上乃裏通り店とは…
ふと気になったのが店名。上乃裏通り店とありますが、他に店舗があるのでしょうか? お店の方にお話を伺うと、元々は東区の運動公園前に本店があったとのこと。 本店は1978年にオープン、その2年後に当時の熊本市産業文化会館に2店舗目をオープンされました。 2店舗目オープンから28年後の2008年に、産業文化会館から現在の上乃裏通り店へと移られ現在に至ります。 本店は熊本地震により壊滅的なダメージを受け閉店。現在は上乃裏通り店のみの営業となっております。 上乃裏通り店とは、本店があったことの名残りだったのですね。 ちなみに、店名のデル・ムンドはスペイン語で「世界の」という意味です。
本店のオープンから数えて実に47年! デル・ムンドは、とてつもない歴史を誇るカフェだということが判明しました!
極上空間で癒しのひと時を
長い歴史を刻んできた、珈琲舎 デル・ムンド 上乃裏通り店。 今回はハンバーグセットを頂きましたが、他にもオススメメニューが盛りだくさん!
こちらはパスタ。茄子とベーコンのアラビアータです。 とろけるようなナスの旨味にほんのりとしたピリ辛さがアクセントとなり、食べ出したら止まらない美味しさです。 懐かしのカフェにはパスタがお似合いです。
こちらはオムライス。
中身はチキンライス。鶏肉や玉ねぎ、パプリカが入っており、彩りも良い。ケチャップを纏った甘い玉子がチキンライスを包み、ほんのりとした酸味としっかりとした旨味が口の中を満たします。 他にもカレー、シチュー、ナポリタン、トースト、ケーキ、そしてパフェ等々…まだ食べてないメニューがたっくさん!いつの日か、このメニューたちを制覇したい! 長い歴史を刻み続けるレトロカフェのデル・ムンドへ、ぜひ足を運ばれてみてください!