道の駅「湘南ちがさき」 7月開業へ準備着々 飲食テナント3店が内定
2025年の大きなトピックとなるのが、7月に迫った湘南エリア初となる道の駅、「湘南ちがさき」(茅ヶ崎市柳島)の開業だ。飲食テナントが昨年中に内定。地域の特産品などが販売され、多くの来場者が見込まれる施設となる。地域交流拠点は外装工事が昨年中にほぼ完了するなど準備が進んでおり、4月竣工予定となっている。
神奈川県内の道の駅は、箱根峠、山北、清川、足柄・金太郎のふるさとの4つで、7月に開業すれば湘南エリア初の道の駅となる。
昨年中にはテナントの募集・選定が行われ、2階フードコートに出店する飲食3店舗が内定。今月中に契約となる。工事については、昨年12月25日時点で、飲食や物産品販売スペース等が入りメインとなる地域交流拠点の外装工事がほぼ完了。今月から内装や設備工事等の仕上げ工事を本格的に行っていく。休憩施設は内装、設備工事を継続して行っていき4月竣工予定。7月の開業に向けて準備が進められている。
茅ヶ崎市の佐藤光市長は本紙の取材に対して経済対策の第一に道の駅を挙げ、「市内事業者の活動支援、地域振興の仕組みづくりに取り組む新たな拠点とし、まちのにぎわいと新たな活力となるよう進めていく」とした。
道の駅は、年間200万人の利用者と約11億円の売り上げを見込む。観光情報の発信や地産地消の推進となる農畜水産物等の物産販売、災害復興支援活動などの拠点となる新しい形の整備を推進し、地域の活性化を図るとともに、市の魅力とブランド力の向上を図る。
ちがさきブランドウェブで投票開始
道の駅から発信する茅ヶ崎市のオリジナルブランド「Choice!CHIGASAKI」の第2回認定に向けて、エントリー商品38品目がウェブサイトで公開されている。1月6日(月)午前9時から2月2日(日)までウェブ上で投票を募り、2月に5〜10品目を認定する予定。投票は「新規」「モノ・飲食」「モノ・雑貨」「コト」の4つそれぞれに1人1票を投じることができる。
認定されるとシンボルマークを活用でき、道の駅に特設コーナーを設置、市が施策を通じたPRなどの特典がある。