シドニー・スウィーニー&アマンダ・サイフリッドが新作スリラーで共演 ─ 監督ポール・フェイグ、脚本は「ザ・ボーイズ」プロデューサー
(2024)や『恋するプリテンダー』(2023)のシドニー・スウィーニーと、『Mank/マンク』(2020)や『マンマ・ミーア!』シリーズのアマンダ・サイフリッドが新作スリラー映画『The Housemaid(原題)』にて共演することが分かった。監督はリブート版『ゴーストバスターズ』(2016)や『シンプル・フェイバー』(2018)などのポール・フェイグ。米が報じている。
本企画は、人気シリーズ「ザ・ボーイズ」のいちプロデューサーであるレベッカ・ソネンシャインが映画化に向けてペンを執ると2023年4月にていた。原作は、スリラー作家にして現役医師でもあるフリーダ・マクファデンによる同名ベストセラー小説で、2022年の発売以降シリーズ化されている。
スウィーニーは、高所得で裕福なカップル、ニーナ(サイフリッド)とアンドリューのもとで家政婦として働く女性、ミリー役を演じる。仕事に就いて安心したのもつかの間、ミリーは、この家族が、危険な秘密を抱えていることを知るのだった…。
制作を務めるライオンズゲートの重役アダム・フォゲルソンは、「偉大な小説をもとにした偉大な脚本とともに、偉大な映画作家と偉大なキャストが揃い、素晴らしいスタート地点となりました。ポールとアマンダとのこれまでの仕事経験は素晴らしいの一言に尽きますし、シドニーは才能あふれ、説得力のある方です」と太鼓判を押している。またライオンズゲートの共同代表エリン・ウェスターマンも、「ミステリアスで雰囲気があって、すぐに全てを明かさないキャラクターを演じるのに非常に長けている」とスウィーニーとサイフリッドが適役である旨に言及している。
『シンプル・フェイバー』や『ラスト・クリスマス』(2019)など、二転三転するプロットで、観客をあっと驚かせるのは、フェイグが得意とする作風でもある。また、庶民的な女性と、裕福な女性がひょんなことから出会い、思いもよらない出来事に巻き込まれていくのは、『シンプル・フェイバー』と『The Housemaid』の共通点となるかもしれない。『シンプル・フェイバー』ではアナ・ケンドリックとブレイク・ライブリー演じるキャラクターによるシスターフッドも見ものとなったが、『The Housemaid』ではどんな展開が待ち受けているだろうか。
スウィーニーとサイフリッドは共に製作総指揮として携わり、フェイグは自身の制作会社Feigcoにて共同代表を務める映画監督のラウラ・フィッシャーとしてプロデューサーを務める。
スウィーニーはジュード・ロウやダニエル・ブリュールとの作『Eden(原題)』や、プロボクサー、クリスティ・マーチンのなど快進撃を続け、サイフリッドは主演シリーズ『マンマ・ミーア!』の第3作がの模様。実力派2人のチームアップを、フェイグがどう昇華するのか、期待大だ。
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