エミー賞16冠の『SHOGUN 将軍』で主演女優賞を受賞したアンナ・サワイが「ヴェラ・ウォン」のレッドドレスで登壇
第76回エミー賞の授賞式が米国の現地時間9月15日にロサンゼルスで行われ、真田広之が主演とプロデューサーを務めた『SHOGUN 将軍』が作品賞や主演男優賞など16部門で受賞した。エミー賞は、優れたテレビ番組などに贈られる賞で、米国のテレビ業界で最高の栄誉とされている。
『SHOGUN 将軍』は、米国の作家のジェームズ・クラヴェル(James Clavell)が戦国時代の日本を描いた原作をドラマ化した作品だ。同作は、徳川家康や細川ガラシャなど歴史上の人物にインスパイアされており、1980年には三船敏郎や島田陽子が出演して映画化もされている。
主演女優賞は、アンナ・サワイ(澤井杏奈、Anna Sawai)が受賞し、「名前が呼ばれる前から泣いていました。私を信じてくれて、このような大役を任せてくれて、ありがとうございました」と、受賞の喜びを述べた。
アンナ・サワイは、明智光秀の三女で、のちに細川ガラシャと呼ばれる明智たまにインスパイアされた登場人物、戸田鞠子役を演じている。授賞式では、「ヴェラ・ウォン(Vera Wang)」の特注の赤いマーメイドドレスで登壇した。
アンナ・サワイは、米国のファッション誌「W Magazine」の表紙も飾っており、ファッションストーリーでは「エルメス(Hermes)」や「クロエ(Chloe)」などの衣装を纏って登場している。