消防操法技術訓練会 区内企業、横浜市で2位 緑山スタジオ・シティ
2024年度横浜市消防操法技術訓練会が10月17日に横浜市消防訓練センター=戸塚区=で行われ、青葉区緑山の(株)緑山スタジオ・シティが2位を受賞した。
自衛消防隊の消防技術向上と士気の高揚を目的とし、消火設備の使用のスピードや正確さを競う同訓練会。屋内消火栓操法I(女性)、屋内消火栓操法II(男性または男女混成)、小型ポンプ操法の3部門がある。今年は横浜18区から、各区の訓練会を勝ち抜いた代表41隊205人が参加した。
屋内消火栓操法IIに出場した(株)緑山スタジオ・シティ=上写真(提供)。昨年も同部門に出場したが結果が振るわず、悔しい思いをした。雪辱を果たすため、今年は週1回の練習で精度を高め、本番はミスせず練習通りを意識して挑んだという。
同社では年2回の防災訓練に加え、定期的な防災対策会議や構内パトロールを実施し、防災について考える時間を設けている。同社の藤原猛徳スタジオ管理部長は「有事の際には初期消火をしっかり果たし消防隊に引き継げるよう、防災意識を深めている。来年は優勝を目指したい」と話していた。