愛猫が『めんどくさがり屋だな』と思う瞬間6選 ダラけた態度も猫ならかわいい!?
なるべく動きたくない…「ズボラな瞬間」3選
1.寝たまま前進する
カーペットやソファに爪を立てながら、えっほえっほと前進する姿は、ユーモアたっぷりです。
なかには、階段も寝ながら器用に降りる強者もいるようで、移動の効率が悪そうにみえますが、それで猫は満足できているのでしょう。
このモードに突入すると、触っても、お腹に顔をうずめても無抵抗になりがちで、そこもまた可愛いポイントです。
2.おもちゃを取りに行くのがやけに遅い
遊びたい気分も、すぐに変わってしまうのが、猫という生き物。わざわざ飼い主さんにおもちゃを運んできて遊び始めたのに、パタッと動きが止まってしまうことがあります。
「しょうがないから、取りに行ってあげるか」という気持ちがにじみ出た猫の態度に、見ているほうは思わず笑ってしまうことでしょう。
ただし、眠そうな猫を遊びに誘っているとしたら、タイミングが悪かったからかもしれませんので、様子を見てあげてください。
3.トイレの砂をかけない
トイレの砂をかけないという、究極の面倒くさがり猫もいます。
筆者の2匹の愛猫は、普段は砂をかけていますが、筆者が掃除している途中に排泄しにくると、気持ち程度しか砂をかけてくれません。
「どうせこれから掃除するんでしょ」と見透かしているのでしょうか?
諸説ありますが、どうやら「敵から身を隠す必要がない自分のテリトリーでは砂をかける必要がない」ことが、理由のひとつと考えられています。
省エネの場合も?「コミュニケーションを手抜きされた瞬間」3選
4.尻尾で返事をされる
お返事が上手な猫。つい嬉しくなって、何度も愛猫の名前を呼んでしまうのは、猫飼いさんのあるあるでしょう。
最初は返事をしてくれても、いつまでも応えてくれるわけではありません。「いい加減にして!」という呆れた気持ちは、尻尾の激しいバタバタに込められているのです。
特に、家のなかをパトロールしている最中に、飼い主さんに呼び止められたら、ますます猫は面倒に感じてしまうことでしょう。
5.声を出して返事しない
飼い主さんへの信頼の証と言われる、サイレントニャー。
しかし「面倒くさい…」という気持ちが隠れている可能性があることをご存知でしょうか?
声に出さなくても伝わるからと、省エネで済ませようとしている場合も考えられます。
口を開けて鳴くふりをする姿に夢中になってしまい、実は手抜きされていることに気づいていない飼い主さんも、少なくないかもしれません。
6.遠くから鳴いて呼び寄せる
「飼い主さんの近くに行きたい気持ちはあるけれど、わざわざ自分から行くのも面倒」という、ちょっと女王様気質な猫は、遠くから鳴いて呼び寄せようとします。
可愛らしい顔でじーっと見つめながら呼ばれると、飼い主さんもまんざらではありません。
いざ駆け寄ってみると、それで満足してしまうのか、ぷいっとどこかへ行ってしまうこともあります。ほんのり寂しい気持ちになりますが、また振り回されたいと思ってしまうのが、猫ならではの魔力です。
まとめ
猫の面倒くさがりな行動は、ツッコミどころが満載です。
突然やる気がゼロになることもあり、飼い主さんは「さっきまでは遊んでたのに?」というように、たびたび翻弄されます。
それでもどこか憎めず、ダラけた態度とさえも、つい「それもまた個性」と思わせてしまうのが猫のすごいところです。
横着な様子を目の当たりにした場合には「どうしたらやる気を出してくれるのかな?」と、工夫を凝らすのを楽しんでみるのもよいでしょう。