なおえつ海水浴場 浜茶屋の建設進む 来月12日営業スタート
営業が2週間後に迫った上越市なおえつ海水浴場で、今年も浜茶屋を建てる作業が始まっています。
なおえつ海水浴場では浜茶屋を建てる準備や作業が6月16日から始まっています。
今年は去年と同じ5軒が並ぶ予定です。
浜茶屋の1つ「日本海」では26日、スタッフ5人が柱や床に使う板などの資材をクレーンで運びました。
なおえつ海水浴場の浜茶屋は去年1月、能登半島地震の津波で資材がすべて流される被害を受けました。「日本海」では、流された資材を回収して再利用しているほか、去年は60万円をかけて買い直しました。
また、被災後に営業を諦めたほかの浜茶屋から譲り受けたものを使っています。しかし、サイズが合わない、または使い慣れていないといった理由から、組み立てるのに時間がかかっています。このため、営業規模は去年に続いて縮小しています。
日本海 岡田清さん
「(ぴったりと合う)材料を探すのに時間がかかる。サイズや長さが合わないため、合わせるのに苦労する。(完全にもとの状態に戻るには)再来年くらいまでかかる」
なおえつ海水浴場では、安全祈願祭が7月1日に行われ、営業が12日から始まります。
日本海 岡田清さん
「前の店の形が一番いいが、お客さん来て利用してもらい、喜んでもらいたい。今年も頑張りたい」
なお、日本海の隣に設けられる売店では、今年初めてトウモロコシとスムージーが販売される予定です。
上越市内にあるほかの海水浴場3か所の営業も、なおえつ海水浴場と同じく7月12日から営業が始まります。