西区老松中 ランドマークで職場体験 接客のやりがい学ぶ
西区の老松中学校の2年生4人は、1月28日から30日まで、横浜ランドマークタワーとランドマークプラザで職場体験を行った。
69階展望フロア「スカイガーデン」では、客の出迎えや見送り、眺望の案内などの接客を体験。「日本最高速のエレベーターでご案内です」など施設の特徴を伝えながら来場客をもてなした。
生徒は「大きな声と笑顔を意識した。楽しませる接客を学んだ」「今後来た時には、働く人の姿に目を向けられると思う」と話した。別日にはインフォメーションカウンターと防災センターの業務も体験した。
地域貢献活動に力を入れる同施設が老松中の職場体験を受け入れるのは今年で3回目。SDGsの目標の1つ「質の高い教育をみんなに」に基づき行っている。担当者は「仕事の様子や職員・スタッフの工夫や思いに触れ、社会が成り立つ仕組みや『働く』ことヘの職業観を醸成することを期待している」と話した。