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「カラダ目当てで終わるとき」と「本気で好きになるとき」の境界線はココだった!【男性の本音】

ウレぴあ総研

お互いに同意して、いわゆる「カラダ目当て」で関係が始まった女性とは、恋愛でなければその気楽さを楽しめるのが良い点ともいえます。

始まりがそれでもいつしか本気の恋愛に発展するパターンには、男性側にどんな変化があるのでしょうか。

カラダ目当てのままで終わるときと、その後本当に好きになるときの境界線はどこにあるのか、男性の心理についてご紹介します。

mimot.(ミモット)

「手っ取り早く」「恋愛関係は面倒くさい」と思う男性

お互いのカラダ目当ての関係は、嫌う人もいればそういうのもありだと考える人もいます。

ベッドで過ごす相手は好きな人であるのがいいのは当然ですが、恋愛感情がなくてもその欲だけでつながることは、一概に悪いとは決めつけられません。

ふたりの同意がしっかりとあれば、カラダ目当ての関係でもそれが形になります。

肉体関係が前提のつながりは男性のほうがより強く求める傾向があり、手っ取り早くその時間を楽しみたい、また恋愛を経るのが面倒くさいと思うのは、自分の欲に忠実な証拠ともいえます。

気持ちのうえでも確かな愛情があってそうなるのが理想ではありますが、そこに至るまでのプロセスを億劫に感じるのですね。

実際にそんな関係の女性がいたと話す男性に話を聞いてみると、「お互いに利害が一致していればいいのでは」「スポーツを楽しむのと同じ」など、自分の事情を重視しているのがわかります。

一方で、その関係から始まったけれど相手のことを「本気で好きになった」と話す男性も、少なからず存在します。

億劫だったはずの恋愛関係を求めてしまう女性と、カラダ目当てのままで終わる女性には、どんな違いがあるのでしょうか。

mimot.(ミモット)

「それ以外」での相性の良さを感じるとき

「いろんな話ができるというか、普通にLINEで話が盛り上がるし、相手のことをもっと知りたいと思うようになった」(20代/システムエンジニア)

「お互いの仕事の話をしているうちに価値観で意気投合して、ホテルに行く以外でも会いたくて食事に誘っていました」(30代/デザイナー)

上記は、カラダ目当ての関係から相手の女性に恋愛感情を覚えたという男性たちの言葉です。

ベッドで過ごすのがメインのつながりなのに、その楽しみ以外で相手との相性の良さを感じるとき、恋愛感情が動くのがわかります。

特徴は「会話の多さ」で、お互いに心を開いて自分について話せることが、体に向ける以外の関心を強くするのですね。

会話が増えるきっかけについて尋ねると、

「会う約束をするときの連絡で、お互いの近況を話す」

「ホテルに行くまでの時間を盛り上げたくて、こちらから質問する」

など、距離の近さが関わっています。

カラダを合わせるのは、たとえ好きな人でなくても心はやはり強い刺激を受けるので、その時間をともにする相手には、「身近」を感じるのかもしれません。

何となく続くようになった会話でも、それ以外のお互いについても知っていくようになり、そこで相性の良さを感じるときに、男性の心は恋愛に向かうといえます。

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どうやって相手にも恋愛関係を意識させるか

それ以外で相性がいいと思っても、それが自分だけの場合、相手との間に恋愛関係はなかなか生まれません。

恋愛はひとりではできないため、すぐにふたりのつながりに変化が起こるとは限らないのですね。

相手にも自分との恋愛関係を意識してもらうには、別の関わり方を探す必要が出てきます。

「仕事帰りに食事に誘って、短い時間でも会うようにした」

「ホテルに行かない普通のデートを繰り返した」

上記の男性たちは、「それ以外」で相手の女性との接触を増やしていました。

恋愛感情を持っていると見抜かれる可能性について尋ねると、

「『本当に友達だと思ってる』と最初ははぐらかしました」

「隠してもバレるだろうし、それでもいいと思っていました」

など、慎重になるか開き直るかは、人それぞれといえます。

関係を変えたいのであれば自分から動くのが正解ですが、男性の場合はそれ以外の時間でも一緒に過ごすことに積極的になるのが、本気で好きになる女性には見えてきます。

mimot.(ミモット)

「ずっとそのまま」の女性には自分について話さない

では、恋愛感情を持たずずっとカラダが目当ての関係を続ける女性については、どう思うのでしょうか。

「自分のことは話さないし、相手についても質問はしない」

「世間話とか当たり障りのない話だけして終わります」

など、「自分について情報を渡さない」ことがわかります。

仲を深める気がないので、本当にその時間にだけ集中するのですね。

もし相手から尋ねられた場合でも、「はぐらかす」という答えが返ってきました。

「相手が話すことは聞くけれど、だからといって自分についても話そうとは思わないですね」と、心の距離を縮めないのは、ふたりの関係に先を求めていないから。

自己開示は相手にも心を開いてもらう大切なプロセスですが、それを求めないのが、カラダが目当てだけで終わる関係の女性といえます。

「振られたら元の関係にも戻れない」恐怖

カラダが目当てで始まった関係では、どちらが先に本気になったにせよ、その自分を伝えるかどうかが一番悩むところ。

上記の男性たちは、「告白してもし振られたら、元の関係にも戻れない」恐怖が強かったといいます。

同じ気持ちだと確信が持てないうちは、やはり思いを伝えることには相当に慎重になるのですね。

すでにカラダでつながることができる関係で、そのうえで新しい形を求めるのは、それがない関係での告白より難しい状態を感じました。

「それなら、気持ちを隠したままで今の関係を続けるほうがいい」と考えるのは自然なことで、告白してつながりそのものを失うよりはと、葛藤が強かったそうです。

それでも、上記のふたりは最終的に女性に気持ちを伝え、恋人関係に発展しています。

ベッドで過ごす以外の時間にも積極的になる自分を見て、女性のほうにもそれを受け入れる姿があれば、今の距離の近さは告白しやすいというメリットがあります。

逆に、完全に自分の片思いだとわかる場合は、「いつか諦めたと思う」「相手が離れていくまで待つ」と、今の状態の維持をいつしか放棄するのも、男性側の本音だと感じました。

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「それ以上」を求めるかどうかの境界線は

男性に限らず女性であっても、カラダが目当ての関係から相手の男性を本気で好きになることは、あると思います。

「それ以上」の関係を求めるかどうかの境界線は、ベッドで過ごす時間以外での相性の良さにあることは、男女で違いはありません。

「気が合う」「いろいろな話ができる」「もっと一緒にいたいと思う」など、それがない関係での恋愛と同じなのですね。

一方で、相手を本気で好きになると、先にカラダでつながってしまったことが悪い影響を及ぼすこともあります。

関係を変えたいと思ったとき、受け入れてもらえなかったら今のつながりそのものまで失う恐れが、カラダが目当ての関係にはつきまといます。

それを超えて相手にも同じ気持ちになってもらうには、やはり相応の努力が欠かせません。

これは、それがない普通の関係よりもある意味難しい面があることも、忘れてはいけません。

恋愛はひとりではできず相手がいてこそ成立するもので、カラダが目当ての関係であってもそれは同じ。

積極的に動く自分をまずは肯定できるかどうかが、新しい形を求めるときは重要になります。

カラダが目当ての関係であっても、ひとりの人間と近く濃い時間を過ごすようなつながりは、恋愛感情が生まれるきっかけは多くあるといえます。

ですが、距離が近いからこそ自分との相性の良さもわかりやすいため、誰であっても好きになるとは限りません。

相手を本気で好きになったとき、自分の気持ちに素直になれる強さが、カラダが目当ての関係であっても大切といえます。

(mimot.(ミモット)/弘田 香)

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