冬は管釣りでバス釣りを楽しもう!!「釣りパラダイス」攻略のカギとおすすめリグ
バス釣りをしに河川や湖へ行っても寒いし、釣れる保証はハイシーズンと比べると限りなく低くなる冬場。そこで、寒い季節は「ブラックバスの管理釣り場」がおすすめ。管理釣り場(管釣り)なら確実にバスがいるので安心です。
魚が確実にいるなか、管理釣り場のバスをどう釣るのか? を考えるのは、ハイシーズンにも活きてきます。また、寒さに耐えられなくなったら、気軽に休憩したりその日は帰宅したりと手軽なのも魅力的ですね。
今回はそんなバスの管理釣り場の一つ「釣りパラダイス」さんへお邪魔してみました! 施設の特徴や利用方法についてご紹介しましょう。
釣りパラダイス
住所:〒289–121千葉県山武市大木470-1
TEL:043-444-6000
HP:http://tsuripara.planet.bindcloud.jp/
「釣りパラダイス」ってどんなところ?
手前が駐車場で、奥が施設です
池の特徴は…野池そのもの!
「釣りパラダイス」は千葉県山武市にあるブラックバスの管理釣り場です。池の特徴としては野池をそのまま利用しているような雰囲気で杭や葦(あし)、立木などがあり、管理釣り場といえど本格的にバス釣りを楽しむことができるようになっています。最深部で2mほどと感じました。
私が訪れた際は、季節的なものなのか通年なのか分かりませんが濁りがあり、サイトフィッシングのようにバスの姿を見ながらの釣りは難しそうでした。ハイシーズンになって、バスが活発に動き出せば岸際を泳ぐことが予想されるので、「冬の時点では…(魚を見つけづらい)」と付け加えさせてください。
休憩スペースとキッチンカー
休憩スペースは受付のある建物にあります。カップ麺も売っているので、キッチンカー(※)が来なかったときや買いそびれた場合でも食べ物に困りません。
受付の休憩スペースはブラックバスの池からちょっとだけ歩く距離にあります。もし、釣りをする時間を減らしたくない場合は、池の周りにあるイスとテーブルで休憩することもできますよ。
※土日祝には隣接しているサバゲーパラダイスの敷地内に、キッチンカーが来ることがあるそうです
バスもトラウトも楽しめる!?
施設のルールと料金設定
施設利用のルール
施設内でのルールを分かりやすく箇条書きで。
・バーブレス
・ペンチ・プライヤー必須
・釣り券は必ず1人1枚購入する
・魚を大切に!
・フィッシュグリップの使用禁止
以上の項目を必ず守って釣りを楽しんでください。
料金設定
料金設定については税別となっています。下の表を参考にしてください。
一般女性・小人1日4950円4400円半日(6時間)3300円2750円1時間2200円1650円
釣りパラダイスの釣り券はブラックバスとトラウト、どちらも楽しめるプレミアムな釣り券です。バスが釣れなかったらトラウトを釣ったり、最初から半々でやると決めて楽しんだりと、自分好みで楽しめるのでお得な気がします。
「釣りパラダイス」で使用したいルアーとリグ
ダウンショット
釣りパラダイスでは定番となっている「ダウンショット」。とくにバスの反応が渋いときには効果的です。ダウンショットは反応が悪いときに使用したいメソッドなので、少しの違和感やこちらが気付かないバイトを取るためにも「マスバリ」のセッティングが基本となります。そして、ワームは自発的に動いてくれるもので、かつ、ズル引きでもしっかりとバスを誘うことができるものが反応がよいようです。
マスバリのチョン掛けでショートバイトをものにできるように、フックは「DSR132 AERO DOWN SHOT(ハヤブサ)」がおすすめです。
テキサスリグやラバージグ
管釣りでは珍しく、しっかりとしたカバーがある「釣りパラダイス」。そのカバーを上手く攻略することが釣果につながります。カバーの中にしっかりと入れて攻めることができる、テキサスやラバージグを1つは持っておきたいところ。
人的プレッシャーが高いのは管釣りでは仕方のないこと。そこで、どれだけほかのアングラーと違うアプローチをできるかが重要になるため、テキサスリグやラバージグが活躍します。軽めではなく、しっかりとカバーの奥に入ってくれる重さをセレクトしてアプローチしてみてください。
また、カバーに入れる際、フックセレクトも重要な要素。ラインアイとフックポイントが横から見て高さの近いもの、「T・N・S OFFSET Ⅱ(ハヤブサ)」などがバランス的によく、おすすめです。
しっかりとカバー奥を攻めることができるラバージグなどを用意しておきたい
気分転換にトラウトフィッシングも楽しんでみよう!
いくら管釣りといえども、真冬はかなり難しいことが予想されます。たとえば1日券を購入したにもかかわらず、心が折れて午前中で帰りたくなった場合…もったいないですよね。
釣りパラダイスでは1日券でバスもトラウトも遊ぶことができるので安心。途中からトラウトフィッシングを楽しんでも問題なしなんです。トラウトで気分転換して、バスに戻るなんてことも可能ですよ。
ちなみに、トラウトの池はクリアウォーターではないので、派手目なカラーや強めのスプーンがよさそうです。
管理釣り場といえど、かなり自然に近い環境の「釣りパラダイス」。攻略のカギは釣り場に応じた適切なアプローチとルアーセレクトが重要なようです。
また、当施設はバス釣り初心者の方やスランプの方にもってこい! 冬に限らず上手に利用することができれば、バス釣りのスキル向上につながります。ぜひ楽しみながら施設を利用してみてください。
最後に、管釣りごとにルールが違う部分もあるので、各施設利用の前にはしっかりと確認しておきましょうね。
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レポーター
プロフィール:マッキー
横浜市生まれ
高校生までプロサッカー選手を夢見てサッカーに打ち込むかたわら、バス釣りに出会い毎週のように釣り場に行く。社会人になってもその熱はとどまるとこを知らず、週末には大会にも参戦する日々。現在は行政書士事務所で働く負けず嫌いのバスアングラー。