映画「もし徳」のロケ地 静岡市で期間限定 豪華キャストの小道具や徳川家康関連展示
■グランシップで8月12日まで 衣装や小道具にフォトスポット
話題の映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」のロケ地となった静岡市で、映画公開を記念した特別展示が開催されている。映画に出演している浜辺美波さんの衣装や赤楚衛二さんらが使用した小道具、さらには徳川家康ゆかりの品も展示されている。
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「もしも徳川家康が総理大臣になったら」は異例の大ヒットとなったビジネス小説を映画化し、7月26日に全国で公開された。物語の舞台は2020年の日本。新型コロナウイルスが猛威を振って首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣が急死。政府が最終手段として実行したのが、AI・ホログラムによって歴史上の偉人を復活させた最強内閣結成だった。徳川家康が総理大臣を担い、坂本龍馬や織田信長らが入閣する設定となっている。
映画の撮影は徳川家康と縁が深い静岡市でも撮影され、ロケ地となった市内にあるグランシップでは8月3日から12日まで期間限定で特別展示を実施している。新聞記者役で主演した浜辺美波さんの劇中衣装、徳川家康役の野村萬斎さんや坂本龍馬役の赤楚衛二さんらが使った小道具が展示され、“偉人内閣”と写真撮影できるフォトスポットも設けられている。
その他にも、金陀美具足(きんだみぐそく)やスペイン国王から送られた洋時計のレプリカ、駿府城天守閣再現模型といった徳川家康関連の品も並ぶ。静岡市の歴史観光情報も案内しているため、特別展示の訪問後に市内の観光もできる。映画の公式サイトでは、静岡県内にある徳川家康ゆかりの観光地・グルメとして「久能山東照宮」、「静岡浅間神社」、「浜松城」、「安倍川もち(登呂もちの家)」、「浜松最中出世葵(御菓子司あおい)」の5つを紹介している。
「もし徳」の特別展示は8月12日まで。グランシップ6階の展示ギャラリーで午前10時から午後5時まで楽しめる。入場は無料。静岡市は「映画をご覧になった方も、これからご覧になる方も、あなたの”推し偉人”を見つけにご来場ください」と勧めている。
(SHIZUOKA Life編集部)