心に響くオリジナル劇中歌「声は風」と横浜流星の涙 誰も観たことのない究極の“片思い”を描く『片思い世界』本予告
広瀬すず、杉咲花、清原果耶が奇跡のトリプル主演を果たし、『花束みたいな恋をした』の脚本・坂元裕二と監督・土井裕泰が再びタッグを組んだ最新作『片思い世界』が、4月4日(金)より公開される。このたび、本予告映像とポスタービジュアル、西田尚美ら追加キャストの出演が一挙解禁となった。
広瀬すず、杉咲花、清原果耶、奇跡のトリプル主演
現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)。仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり。家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。もう12年、強い絆で結ばれているそんな彼女たちの、誰にも言えない“片思い”とは——。
70秒の予告映像は、美咲、優花、さくらの3人の日常の一コマから始まる。身長を測ったり、ホラー映画を観たり、ベッドで抱きついたり、芝生で寝転んで亀をじーっと眺めたり。「3人一緒で良かったよね」と話すその様子からは彼女たちの特別な関係が存分に伝わってくる。しかし、ラジオから聞こえる「あなたの大切な人に会うんです。そして思いを届けてください」という言葉をきっかけに雰囲気は一転、そこには不安そうな表情で身を寄せ合う幼い3人の姿が…。
それぞれの“片思い”の相手を見つめる3人、「音楽って人生を楽しむものだから。なのに…」と涙を流す典真(横浜流星)。過去と現在の映像が交錯しながら、大切な人へ思いを届けるために懸命に行動する様子が、切なく心に響くオリジナル劇中歌「声は風」とともに映し出されている。「ずっと、こうしたかった…」と涙を流しながら抱き合う美咲と典真。彼女たちの世界を変えたあの日の出来事、泣きながら届けようとする3人の片思いの行方、「声は風」という合唱曲の正体とは——。
フィルムカメラで撮影されたという温かな質感のポスタービジュアルには、「この声、とどけ」というキャッチコピーとともに美咲、優花、さくらがベッドの上で寝転がりながら、おしゃべりをしている2枚の写真が使用されている。今にも笑い声が聞こえてきそうな表情から、3人の絆を感じるビジュアルとなった。
先日発表され、大きな話題となった横浜流星の出演に続き、小野花梨、伊島空、moonriders、田口トモロヲ、西田尚美の出演が発表された。
横浜演じる典真をピアノコンサートに誘う女性役に小野花梨、謎のストリートミュージシャン役にロックバンドmoonriders、さらに、12年前のとある出来事に関わる人々として伊島空、田口トモロヲ、西田尚美も出演。確かな実力を持つ俳優たちがどんな物語を紡ぐのか、期待が高まる。
『片思い世界』は4月4日(金)より全国公開