小学生ら環境問題学ぶ 南足柄市で冬の寺子屋
南足柄市生涯学習課の委託事業として南足柄市社会福祉協議会が実施主体となって長期休業中の子どもたちに講座や体験の場を提供する南足柄市の寺子屋事業。今年度の冬休み期間中も地元企業等が協力し3講座が実施された。
12月26日に行われたのは、市内にある金属リサイクル業の株式会社高部金属を見学するバス遠足で、小学生ら25人が参加した。
この日は世界で起きている環境問題について同社社員の説明=写真=から学んだ後、持続可能な開発目標の「SDGs」の目的や必要性について神奈川工科大学の高村岳樹教授が解説。その後、海岸で拾った海洋マイクロプラスチックを使用したキーホルダーづくりやゴミとして処理される廃缶を利用したプランターづくりに取り組んだ。
参加した小学生たちは「すごくおもしろかった、海のごみからキレイなキーホルダーが作れてうれしかった。また工場を見学したい」など喜んでいた。